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世の中に存在しない価値を根付かせるために。CEO鈴木さんとデザインマネージャー外崎さんが見据える未来

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インタビュー

2022/1/13

世の中に存在しない価値を根付かせるために。CEO鈴木さんとデザインマネージャー外崎さんが見据える未来

株式会社ココナラは、「一人ひとりが「自分のストーリー」を生きていく世の中をつくる」というビジョンのもと、知識・スキル・経験を気軽に売り買いできるスキルマーケット「ココナラ」、一人ひとりにあった弁護士が見つかる検索メディア「ココナラ法律相談」、ビジネス向けに特化したサービス購入プラットフォーム「ココナラビジネス」などのシェアリングエコノミーサービスを展開しています。

過去2回のインタビューでは、ココナラのデザイン組織の変遷と今後の展望、デザインマネージャー外崎さんのキャリアや価値観を伺いました。

参考記事:
崩壊を乗り越えて新体制で挑む。ココナラ デザイン組織の変遷と未来への展望
周りを巻き込みココナラを一流のデザイン組織へ。デザインマネージャー外崎匠の構想

今回は、上場をされたココナラの現状や、ココナラにおけるデザインに期待する役割を代表取締役社長CEOの鈴木さんとデザインマネージャーの外崎さんに伺いました。

鈴木 歩(Ayumu Suzuki)|株式会社ココナラ 代表取締役社長CEO

小学校5年生から中3までマレーシアで生活。早稲田大学法学部卒業。2006年リクルート入社、FromA、就職ジャーナル、ゼクシィ、広告代理事業の事業開発、Recruit USA(ホールディングスの海外経営企画)に携わり、商品企画、営業、事業開発、経営企画を幅広く経験。2016年より株式会社ココナラに入社、現在は代表取締役社長CEOを務める。

外崎 匠(Takumi Tonosaki)|株式会社ココナラ デザインマネージャー

新卒でYahoo.UI/UXデザイナーとして入社。Yahooメールのグロース、アプリのリニューアルを行う。上流から関わるため、飲食系口コミサービスRettyにてスタートアップの動きを学ぶ。bitFlyer Holdingsで海外事業のPdMやデザインマネージャーを経験し、ココナラにデザインGマネージャーとしてジョイン。

デザインを重視するCEO鈴木さんと外崎さんの出会い

──鈴木さんの今までのキャリアとデザインの繋がりをお伺いしたいです。

鈴木さん:高校時代からDJをしたり、大学ではファッションショーの主催をしていたことがあり、イベントのフライヤーを友達のデザイナーと作っていた関係で、昔からデザインの領域に興味がありました。デザインノートを買ったり、デザインに関係する雑誌をバックナンバーから取り寄せたりしていました。元々は仕事としてデザインを学ぶというよりかは、趣味の隣にデザインがありました

大学を卒業後、株式会社リクルートに新卒入社をしました。そこで3年ほどアルバイト情報誌や新卒情報誌などの紙媒体の編集兼企画を行っていました。企画が通ればデザイナー、ライター、カメラマンとチームを組んでプロジェクトを進めていく形でした。コンテンツの設計やディレクションを含め、表紙担当まで担当していたので、デザインの人たちの大変さを学ぶために写真の切り抜きをしたり、インデザインを入れて組んだりしていました。

──代表がデザイナーと協働経験を持ち、デザインへの深い理解があることは大変珍しく興味深いですね。デザイン組織を作っていく過程での鈴木さんと外崎さんお互いの印象を教えてください。

鈴木さん:
抜群でしたね。経営レイヤーへの共感力が本当に高くて驚嘆しました。今までデザインの力を信じていた一方で、マネージャー不在の中で現場で働くメンバーと見ている視界が噛み合っていないことにもやもやを感じていました。そんな中、気兼ねも遠慮もなく言ったことに対して外崎が120%理解した上で共感してくれたので驚きました。

外崎さん:
入社前に鈴木からデザイン組織の課題感については、かなり率直に伝えてもらっていました。僕としてもジョインする前に現場感を知りたかったので、業務委託からスタートさせてもらっていました。その中で僕が感じたり、現場から上がってきた課題を共有したり、そこにおける解決策を提案させてもらう中で、すごく親身に聞いてくれて、本当にデザイン組織を強くしたいという思いが伝わってきましたね。

そのことを一番強く感じたのが、生意気にも自分がジョインするんだったらこういうロードマップを立てて、採用計画や予算とかも提案させてもらったんですが、その場で基本的には同意してくれたのには驚きました(笑)この人の元だったら自分の責任でデザイン組織を作れそうだと思い入社を決めました。

──鈴木さんはなぜデザインを重要視されているのでしょうか。

鈴木さん:デザインが大事だと思っているのには2つの理由があります。

  1. プロダクトの触り心地でストレスを感じて欲しくない。

  2. 事業モデル的にユーザーの体験と満足度を最大化することに命を懸ける必要がある。

1つ目を詳しく説明すると、ココナラの提供価値やプロダクトはまだ世の中にないものです。初めてのプロダクトを使うこと自体、ユーザーにとってストレスになります。その上で、使い心地や触り心地は極力直感的にシンプルにする必要があります。それを実現する鍵としてデザインがあると考えています。

2つ目に関しては、プロダクトがオンラインのマッチング型で営業社員を挟まずにユーザーを獲得するモデルであり、良い体験を提供できれば引き続き利用してもらえますが、満足させられないとユーザーが離れていきます。営業社員がうまく関係構築してプロダクトを使い続けてもらうことができないため、1回1回の体験を突き詰める必要があります。体験と満足度を最大化する上で、デザインとエンジニアリングの協働が必要という意味でデザインが重要だと捉えています。

 大きな変化があったデザイン組織の現状

──デザインを重要視するココナラで、なぜデザイン組織という形を取ったのでしょうか?

鈴木さん:今の規模感だと事業別にデザイナーを配置するフェーズではないためです。マネジメントが存在しない組織は弱いと考えています。経営陣が考えていることと、現場が頑張っていることを翻訳してくれる存在が必要です。両者を繋ぐことのできる外崎が入社してくれたので、外崎をハブにして1組織で横断的に組織を見ることを必然的に選択しました。

──外崎さんの存在が大きかったのですね。そんな外崎さんから見たデザイン組織の現状と、マネジメントで意識していることを教えてください。

外崎さん:デザイン組織に関しては、正社員は6名いて2月から7名になります。おかげさまで採用はうまくいっていて、多様なスキルを持つメンバーが集まってくれました。プロダクトにおけるデザインの重要性から、去年よりプロダクト本部長直下になり、戦略から降ろしてもらうことができる点はココナラのデザイン組織の特徴だと思います。

心掛けていることとしては、なるべく事業やプロダクト戦略を理解した上でデザインに落とし込んだり、メンバーをディレクションすることですね。

入社初期は事業理解のために僕の方でカスタマージャーニーやリーンキャンバスを作って、それを元に鈴木に添削してもらっていたり、ディスカッションしたりさせてもらっていました。今でもユーザーの声をまとめて課題感共有したり、壁打ち等させてもらっています。特にユーザーの声はプロダクトを作る上で大事な要素なので、ここはメンバーにも求めている部分ですね。

参考記事:崩壊したデザイン組織を、もう一度チームにするためにしたこと(現状把握/経営との対話/ミッション設定編)

──鈴木さんと外崎さんはコミュニケーションをどのように取られていますか?

外崎さん:プロダクト開発の初期段階で関わる時が多いです。コンセプトをデザインに昇華した時にどうなるかという内容を話すので、多い時は1つのプロジェクトで週2以上話します。マネージャーだけではなくプレイヤーとしても動いていたり、鈴木とメンバーの対話機会にも同席するのでかなりの頻度で会話します。

──高頻度で関わっていられるのですね。デザイナーと協働する中で、鈴木さんが感じた、デザイン組織の変化を教えてください。

鈴木さん:劇的に変わりました。特に経営やビジョンに対する理解度がデザイナーとシンクロするレベルまで到達したことは大きな変化だと思います。それが顕著に現れたのが、ブランド面での仕事です。代表の自分自身がブランドに関しての知見やスキルがなく、どうしても抽象的な5年10年後のイメージしか描けていませんでした。そんな状態の中、デザイナーが今からできることはなんなのか、ということを言語化してくれてデザインに落とし込んでくれました。これは本当にありがたかったです。これは経営陣とデザイナーの見ている視座が同じ部分で達していないとできなかったと思います。

──デザイン組織があってよかったと思うタイミングはありますか?

鈴木さん:プロダクトの肝中の肝なので、あってよかったというより、ないと始まらないという認識です。プロダクト中心の会社なので、デザイナーやエンジニアのスキルが自分らのコアバリューだと考えています。

──経営陣がデザインを大事にしていると感じたタイミングはありますか?

外崎さん:そもそも鈴木のプロダクトの作り方自体がデザイン思考的な発想をしているんですよね。ココナラにはご意見ボックスがあり、社内全員が見れるスラックに流れてくる仕組みを作ったり、ユーザーからの意見を募るための周年アンケート全てに目を通しています。プロダクトオーナー自らユーザーの声を聞いて、何かを生み出そうとしている部分がデザイン思考だなと思います。その思考自体にすごく共感できます。

それ以外だと、ココナラではデザイナー以外もUXという言葉を当たり前のように使います。ユーザー体験を大事にするカルチャーがどの部署にも根付いているのは、鈴木がプロダクトを一気通貫で見てきたからだと感じます。

──今後デザイン組織で挑戦していきたいことや解決したい課題があれば教えてください。

鈴木さん:状況を見てプロダクト開発のプロセスを変化させる必要があると思います。今までは価値を作る初期段階だったので、提供価値を一貫させるためにトップダウン開発を行っていました。ステークホルダーが多岐に渡るため、全体を見れる自分がプロダクトの提供価値、開発の優先順位、トンマナなどを定めていました。ただ、経営の視点を持ちつつ現場も見れる外崎のように優秀なマネージャーが増えてくると、事業開発の方法が従来のものからボトムアップの形に変わる可能性があります。ボトムアップの事業開発となった際にデザイン組織としてプロダクト開発のプロセスを変化させることを考える必要があります。

外崎さん:上記を達成するためにも事業やプロダクト、そしてユーザーを本当に理解して、形にできるデザイナーを獲得できるかが課題だと思っています。今後事業開発の方法が変化していくにあたり、事業理解をした上で、形として具現化できるデザイナーがより活躍していけるようになると考えています。そのため、上流から関われるデザイナーを採用、育成したいです。

──事業を理解できるデザイナーが入ってきた時にどんな挑戦機会がありますか?

外崎さん:既存のtoC領域はもちろん、新規事業のココナラビジネスは、今後プロダクトマーケットフィットを目指していくので、引き続き市場を開拓していくことになると思います。ここにおいても当然デザインの力が求めれているので、新しい領域におけるチャレンジもたくさんあります。加えてポジション的な話をすると、今後デザイン組織がさらに拡大していくフェーズに突入していきます。その中でもプロダクトや他デザイナーをリードしていける人材をトップターゲットにおいて採用を進めています。チームが拡大してきたことで、僕だけでは近いうちに組織が回らなくなると考えていて、自律的にチームを引っ張っていってもらえるリーダーがいると、より組織が強くなると確信しています。このポジションはまずはスキルがあればでチャレンジできると思っているので、マネジメント未経験の方でも興味があればぜひという感じでございます(笑)

経営の視点でデザインできる組織に

──ココナラとして実現したい未来と実現度をお伺いしたいです。

鈴木さん:ココナラは”一人ひとりが「自分のストーリー」を生きていける世の中をつくる”というビジョンを掲げています。人生100年時代において、個人が世の中と接点を持ちながら自分らしさを体現するライフタイムが増えています。そんな状況の中で、多様な選択肢を提供したいし、頑張りたいとか何かをやりたいと思った時にチャレンジする機会があるフェアな世界を作りたいです。ココナラは誰にでも機会提供する器であると思っています。

ビジョン達成の実現度に関しては1%くらいです。個人や中小企業で受発注する役務提供の市場が18兆円あるのですが、自分らを含めた同様のサービスを行っている企業を集めても、市場の10%にも及んでいません。定量的にもまだまだ市場規模を取れてないと考えています。定性的にも、新しい価値観を浸透させるという意味ではメルカリなどのサービスと比べてもまだまだだと感じています。知らない人に何かを頼むことにクオリティやスケジュールへの不安を感じる人がいる段階なのでまだまだ山を登り始めたくらいの感覚です。

──お話いただいた未来の実現度を高めていく上で、デザイナーに主導して欲しい部分や期待することを教えてください。

鈴木さん:プロダクトオーナーの自分1人が推進するプロダクトでは、実現したい未来は実現できません。デザイナーやエンジニア、プロデューサーが少しずつ分散して自律的にココナラの価値は何なのか、どうすれば新しい価値を根付かせることができて社会的な信頼を得られるのか。ということを考えて仕事をしていく必要があると考えています。そういった状態を作りたいし、今後期待していきたいです。

──デザイナーに上流への参画を期待されているのですね。デザインマネージャーとして、外崎さんの考えるデザイン組織の展望をお伺いしたいです。

外崎さん:世の中で当たり前に使われるプロダクトにするために、短期的にはデザインシステムに注力しています。プロダクトを横断してココナラビジネスとココナラ本体のシステムで、どんな人が使った時にも同じようにシームレスな体験を提供することがまだできていないので解決していきたいです。

また、デザイン思考を用いてのアプローチやUXリサーチ、プロトタイピングを高速で回せる体制の構築が必要になると考えています。今後、リリースが増えるほど不確実性がどんどん増えていくため、より一層、リサーチが大切になると考えています。

──ココナラにとってデザイナーはどんな存在ですか?

鈴木さん:事業のコアがココナラというプロダクトであり、それをユーザー視点で生み出していくため圧倒的に重要な存在です。その上で、プロダクトだけではなく、コーポレートブランディングやIRなどの経営レイヤーの視点で、デザインの力で一緒にココナラをより良くしていく存在だと考えています。

読者へのメッセージ

──どのようなデザイナーと一緒に働きたいですか?

鈴木さん:ココナラでは、

  1. One Team, for Mission

  2. Beyond Borders

  3. Fairness Mind

という3つのバリューを出しています。

最も求めたいのは、One Team,for Missionのfor Missionの部分です。ココナラが提供する価値は、一人一人が解き放たれた環境で自分らしさを体現して生きていける世界を作ることです。そこに共感できることを大前提として求めたいです。

外崎さん:2つ目のBeyond Bordersも大事ですね。ココナラにはビジョンやミッションを達成するために、様々な手段を考え、実行に移すカルチャーがあります。自分の領域を定めてしまうより、ミッションの達成のために様々な手段を考えられる方と一緒に働きたいですね。デザイナーという枠組みを外して働ける、目的志向なデザイナーの方ほど活躍できると思います。

──最後に、読者へメッセージがあればお願いします

外崎さん:ココナラはデザイナーにすごく合っている会社だと思っています。toCサービスでユーザーとの距離が近く、ユーザーの反応が得られやりがいを感じられる環境です。それに加え、スキルシェアという新しい領域でデザイナーが活躍できる素地がある点や、プロダクトドリブンでデザインへの理解がある経営陣がいる環境である点等はデザイナーにとって希少です。リブランディングやIR資料など、経営にデザインが関わる機会を提供してもらえるので、デザイナーの可能性を試すことができると自信を持って言えます。また上記の通り、チーム拡大にあたってリーダー候補も採用しているので、マネジメントも経験できます!

鈴木さん:「ココナラさんのおかげで私の人生が拓けました」などの声を頻繁にいただきます。自分たちのプロダクトの意義を感じながら働けることは本当にやりがいがあります。自分らに心を開いてOne Teamでやっていきたい方には機会が数多くある環境だと思います。

編集部より

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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この記事を書いた人

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