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周りを巻き込みココナラを一流のデザイン組織へ。デザインマネージャー外崎匠の構想 

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インタビュー

2020/9/17

周りを巻き込みココナラを一流のデザイン組織へ。デザインマネージャー外崎匠の構想 

株式会社ココナラは、「一人ひとりが「自分のストーリー」を生きていく世の中をつくる」というビジョンのもと、知識・スキル・経験を気軽に売り買いできるスキルマーケット「ココナラ」、一人ひとりにあった弁護士が見つかる検索メディア「ココナラ法律相談」などのシェアリングエコノミーサービスを展開しています。

前回のインタビューでは、ココナラのUI/UXデザインを支えるデザイン組織の変遷と今後の展望について伺いました。

https://magazine.redesigner.jp/post/coconala

引き続きデザインマネージャーの外崎さんにインタビューを行い、ご自身のキャリアや価値観、ココナラのデザイン組織について詳しく紐解きます。

プロフィール

外崎 匠
新卒でYahoo.UIUXデザイナーとして入社。YahooメールやITサービスのグロース、アプリのリニューアルを行う。上流から関わるため、飲食系口コミサービスRettyにてスタートアップの動きを学ぶ。bitFlyer Holdingsで海外事業のPdMやデザインマネージャーを経験し、ココナラにデザインGマネージャーとしてジョイン。

周りを巻き込み、一から何かを作るのが好きだった

──まず、幼少期から高校までについて教えていただけますか。

小・中・高と千葉県で過ごしました。ずっとサッカーをやっていていましたが、高校生の時に怪我を理由に引退し、代わりに自分たちでフットサル部を立ち上げたり、バンドをやったりして、ひたすら遊んでいましたね。高校が非常に自由な校風だったので、場所・時間・人員をの確保するべく先生に交渉していました。周りを巻き込んで自分たちが楽しめる場所を一から作る感覚は、スタートアップと似ているかもしれません。この頃の自分は美術やデザインとは全く無関係で、スポーツをやってる方が楽しい、と思っていました。

──その後大学に進学されていますね。

青山学院大学の総合政策学部に進学しました。高校で割と遊びきったこともあり、大学ではサークルに入らず割と真面目に過ごしていましたね(笑)。当時映画や本が好きだったのと、やはり何かを一から作ることが好きだったので「自分で映像を作ってみたい」と感じ、二年次から映画を専攻できる研究室に所属。実は映画制作でも高校時代と同じようにチームを作らなくちゃいけなくて、人・もの・お金・時間を自分たちで集めていました。その経験は社会人になってからも役立っていて、高校時代の経験と同様、スタートアップでの動き方に似ていますね。

しかし、映画は企画してから映像を作るまでプロの世界だと3~5年と、時間がかかりすぎます。僕は割とせっかちな性格なので、だんだん性に合わなくなってきたんです。もっと短いスパンで、自分の作ったものを世の中に出したくなり、広告に魅力を感じ始めました。大学三年生の時はコピーライティングにどっぷりハマり、ものづくりの超基本作業である「何を、だれに、どう伝えるか」を学びました。そんな中で宣伝会議のWeb広告の授業を受けた時、その自由さに衝撃を受けたんです。 広告は楽しかったのですが、宣伝するものがすでに出来上がっているので、物自体を作っている実感が持てないというもどかしさがありました。自分でHTML・CSSをちょっと触ってみて、「これだったらできる」と完全に勘違いしちゃったんですよ(笑)。この時からWebデザイナーを目指すようになりました。

やりたいことを実現すべく、大企業からスタートアップへ

──その後どのようにデザイナーとしてのキャリアを歩まれたのでしょうか。

Yahoo!にデザイナー職で新卒入社し、2年間UI/UXデザイナーとしてYahoo!メールのグロースやリニューアルを行いました。IT業界の社会人基礎はこの期間で身につけました。加えてYahoo!は同期がすごく優秀で、刺激をすごく受けましたね。

ただ、当時いた部署だと、デザイナーはあくまでフローの一部で、上流ではなく下流工程をやることが多かったんです。デザイナーも上流から関わりたいという気持ちが高まった頃、スタートアップのRettyに転職しました。

──数ある企業の中でもRettyを選んだ理由はありますか?

もともとライフスタイル領域には興味を持っていて、その中でも食は自分にとって身近だったのと、社長の武田さんがユーザーをすごく意識する方だったので魅力的に感じたのを覚えています。今後の長期的な投資になるようなコアなプロジェクトに、武田さんと一緒に取り組みました。

最初はUI/UXデザイナーとして入社しましたが、その後自分でプロジェクトを持たせてもらって、初めてマネージャーを経験しました。採用にも関わらせていただいて、スタートアップがどのように回っているかざっくり学んだのもこの時期です。それまで僕は、不確実な部分を自分で定義して進めていくタイプでしたが、それは必ずしも他者に伝わる訳ではなく、当たり前ですが、目的・ゴール・ロードマップをしっかりと定義する必要があると知りました。

──チャレンジングな環境の中、次の転職を考えたきっかけを教えてください。

もう少し色々なプロジェクトに関わりたいという思いがきっかけで、業務委託で色々なスタートアップを手伝い始め、最初はフリーランスでやってみようと感じていたのですが、手伝っている会社の一つであるスタイラーで、開発組織を立ち上げるので手伝ってくれと言われ、社員としてジョインすることを決めました。最初はデザインマネージャーとして入社し、途中から人員の関係で開発のマネージャー兼任しながら、エンジニア・デザイナー採用など、開発を内製化するお手伝いを1年ほどしていました。もはやデザイナーの領域を超えていて、プロダクトオーナーのような立場でしたね。

──その後bitFlyerに転職されていますね。

海外事業に興味があったので、EUのPdM職を当時募集していたbitFlyerに入社しました。入社当初は実際にルクセンブルクやサンフランシスコに行かせてもらって現地のメンバーと人間関係を構築したり、マーケットのキャッチアップをしたりした後、海外の販売所のリリースお手伝いしました。

ある時、前任のデザインの責任者が抜け、後任で私がデザインを見るようになったんです。当時はデザイナーのプロジェクトへの関わり方が不明確だったり、ブランドカラーやルールがバラバラだったこともあり、ガイドラインを作ったりと、全社のデザイン周りを整えていく仕事に取り組んでいました。

──bitFlyerでの経験で印象的だったものを教えてください。

仮想通貨やブロックチェーンといった最先端でかつ複雑な領域やプロダクトをデザインできたことはとても良い経験でした。こうしたフィンテック領域は入社するまでほとんど知識はなかったのですが、知識をキャッチアップしてしまえば他の領域と本質的にやることは変わらないです。お客様の課題を理解して、解決策を考えて、伝わる形でデザインしていくといった今までの経験がこの領域でもある程度できたことは自信になりましたね。しばらくデザイン周りからはちょっと離れていたんですが、やっぱり自分の強みってここら辺だなと思いました(笑)。

こうしたデザイン周りの経験をまたできたことで、もっとデザインの力で経営や大きなところにアプローチできないかなと考えていました。そんな中で出会った会社がココナラです。

ココナラのコアな魅力を内側から定義する

──ココナラではデザイン組織の立ち上げに携わられていると伺いました

ココナラでは経営陣が、デザイン組織の立ち上げに本気で向き合っているのが印象的でした。スタートアップではデザイン組織に課題を抱えているところが多いものの、経営陣が本気で課題に向き合っている会社は少ないですからね。

最初は業務委託から始めて、すぐに組織の変革に取り組みました。社内の様々な人の意見をヒアリングしながら組織の課題感を掴み、解決策を提案していきました。会長の南さんや社長の鈴木さんとも話をさせてもらって、「自分だったらデザイン組織をこうやって改善していく」という提案を経営陣にがっつりしていく中で、双方の温度感や構想が一致し、相性の良さを感じましたね。

社長の鈴木さんは事業に対してココナラで誰よりも知っている人で、経営のツールとしてデザインを意識しているので、直接提案できるのは貴重な経験でした。

直近は、会長の南さんとカルチャーブックを作りました。デザインディレクションの立場で、ココナラのビジョン・ミッションを定義する仕事です。ココナラのコアなカルチャーを知る作業なので、自然と会社に愛着が湧いてきますね。仕事の関わる深さが他社とは違っていました。南さんはとてもビジョナリーな人なので、組織や会社がどうありたいかを常に考え、それをどう社会に発信していくかを考えていてカルチャーブックに見られるような発信力に共感しています。

──カルチャーブック作成にあたり、外崎さんが感じるココナラの魅力的なカルチャーは何でしょうか。

ココナラには、One Team, for Mission / Beyond Borders / Fairness Mindという3つコアバリューがありますが、特に”Beyond Border”に共感しています。デザインの領域は開発とビジネスの間に立つことが多いので、立場を超えて働くことはもともとやっていました。いろんな人と、立場を超えて仕事をするのが好きなんです。

いきなり外からきた人間から指示されると、冷ややかな対応をでみるのが一般的ですが、ココナラは基本的にみんなアイデアを聞いてくれて、まずディスカッションを同じ土俵でしてくれました。人間力・傾聴力のある人が集まる、本当にフラットな会社なんです。簡単なようで難しいことなので、それができる会社は強いと思ってます。

──現フェーズのココナラにデザイナーがジョインする魅力を教えてください。

ココナラは事業的には、ある程度の高水準を出せていて、開発チームも上手く回っています。ただ一方で、UIUXが優れているとは言えない状態なので、デザイナーの腕の見せ所です。このように、こうした土台がある状態でビジネスインパクトを出せるのが、今のフェーズの一番の魅力ですね。

また、マネジメントやデザイン組織の観点だとこれからまさに再度立ち上げていくので、チームとしてどうやっていきたいか、どんな人と一緒に働きたいか、という採用面で周りを巻き込んでいくフェーズでもあります。これを楽しめる人だと、大変だけど有意義な時間を過ごせると思います。

プロジェクトマネジメント、ヒューマンマネジメント、組織全体にデザインの力を啓蒙していく……などやらなきゃいけないことだらけですが、実行できるだけの予算やカルチャーのベースは作れてきているので、この土台に乗って一緒に組織を作っていくのは楽しいはずでですよ。

──ココナラのチームにはどんな人がいて、どのようなコミュニケーションを取っていますか?

ジュニアからミドルクラスのUI/UXデザイナーが2人いて、コミュニケーションはコロナ禍でも良好です。今後プロダクトを刷新していく中で、上流工程から関わりUXを一緒に作り、それをUIに対して落とし込めるデザイナーを求めています。デザインってUXがビッグワードとして使われがちですが、しっかりとしたUIを作ることも僕はより重要だと思っていて、そこをプロフェッショナリズムでやっていける人と一緒に働きたいですね。ココナラは画面数も機能数もすごく多いので、今後の事業のグロースに伴う機能拡張に耐えうるデザインシステムを作ってくれるUIデザイナーがいたら嬉しいです。

社内外から評価されるデザイン組織・プロダクトづくりを目指して

──将来、ココナラがデザイン組織として達成したい目標を教えていただけますか。

短中期的には、クオリティの高いデザインを定常的に生み出せるチームを作ることです。長期的には「ココナラってデザインが強い組織だよね」と社内外に知ってもらって、事実として外部からのレピュテーションのある組織を作っていきたいですね。

経営陣もデザインの資産価値を認識しているので、「ココナラってデザインイケてるから・ユーザーのことをしっかり考えているから、入社する・使う」という評判が世の中にしっかり広がることを長期的に重要視しています。

──組織の目標を達成するにはブランディングやコーポレートデザインの観点も重要になってくると思いますが、外崎さんはどのように考えていますか?

今後そこも定義していく必要があると思っています。ココナラのサービスとココナラのコーポレートイメージは割とリンクしているので、今後違う方向に事業が向かっていくとすれば、コーポレートデザインも考えていかなければならないですね。お客さんとのコミュニケーションも増えていくと思うので、ココナラの良さをしっかり定義して、伝わる形に落とし込んで行きたいです。

──ココナラが目指す質の高いプロダクトづくりの中で、デザイナーにとっての意義はどのようなものなのか教えていただけますか。

まず私たちココナラは「あらゆる人たちの可能性を解き放って、社会とのつながりや自己実現ができる場所を提供すること」を目指しています。そのためのプロダクトがココナラ本体や他のサービスです。そのためにはユーザーさんのスキルや経験の可視化であったり、サービスが買いたい人と提供したい人のニーズを汲み取ってうまくマッチングしていくことが求められます。たくさんのカテゴリーのユーザーさんがいる中でどのようにそれぞれのニーズを満たす体験を作れるかがポイントになってくるかなと。

例えばココナラで出品した人が「初めて誰かに自分のサービスを買ってもらえると本当に嬉しい」という声をいただいていて、じゃあデザイナーであればそこまでのジャーニーをどう設計して、プロダクトに落とし込むかが仕事になります。我々のミッションに「個人の知識・スキル・経験を可視化」とありますが、本来デザイナーは複雑なことや抽象的なことを可視化して伝えるのが上手い人たちですよね。なのでミッションとデザイナーの相性自体がそもそもとても良いと思っていて、そのミッションに対してデザインやユーザー起点であらゆる手段で解決することが我々デザイナーの意義になってくるかなと。

熱中できる領域で、確かな価値創造を

──キャリアを振り返って、外崎さんにとってのキャリアの転機はどこだったのでしょうか。

大企業のYahoo!から、スタートアップのRettyに移った時ですかね。スタートアップってこんなに楽しいことってあるんだ、とワクワクしたのを覚えています。Yahoo!の時も当事者意識はありましたが、意識できる範囲が全然違いました。限られた部分を依頼されるよりも、ミッションや課題をざっくり渡されて、それをどう実現するかを広く考えることが好きなので、スタートアップでの裁量をRettyで知ることができ心が踊りましたね。スタートアップで何かを作るのが楽しくて大好きなので、ずっとスタートアップにいるんです。

──デザイナーとして大事にしている考えを教えてください。

しっかりと価値を出すことです。ビジネス・会社・チームの役に立つことを常に意識しています。

そのためには、課題をいち早く正確に捉えることが一番大切ですね。具体的な手段は様々ですが、課題を素早く捉え、検証し、早めに世の中に出すのが第一だと考えています。さらに組織の観点から見ると、デザイナー1人だけではプロダクトは世に出せないので、色々な人とコミュニケーションを取り、みんなが気持ちよく進められるようにしています。

──最後に、キャリアに迷われているデザイナーにアドバイスをお願いします。

とにかく色々なことをやって、熱中できるものを見つけてみてください。次に、熱中できるものを見つけたら本気で熱中してみること。熱中すればするほど、必要な情報がどんどん深くなり、色々な観点やスキルが必要になるので、気付いたら自然とキャリアアップしているはずですよ。

編集部より

最後までお読みいただきありがとうございます。

今回はデザインマネージャーを務める外崎さんに、過去から現在までのご自身のキャリアと、組織の未来について伺いました。前回から2回の記事を経て、ココナラが考えるデザイン組織への理解が深まったのではないでしょうか。

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この記事を書いた人

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