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グローバルテックカンパニーを目指す「Sansan」の現在地。これからの飛躍に向けた、挑戦と実践

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インタビュー

2024/7/24

グローバルテックカンパニーを目指す「Sansan」の現在地。これからの飛躍に向けた、挑戦と実践

名刺管理サービスの提供を起点に、2007年に創業したSansan株式会社。「出会いからイノベーションを生み出す」というミッションのもと、現在は営業DXサービス「Sansan」をはじめ、名刺アプリ「Eight」やインボイス管理サービス「Bill One」、契約データベース「Contract One」を国内外で提供しています。

同社が目指すのは「ビジネスインフラ」になること。そのために、一つひとつのサービスやプロダクトをより使いやすいものへと改善することはもちろん、グローバルで受け入れられるデザインの企画・設計をプロダクトデザイナーが担っています。

 そこで今回は、デザイン組織を牽引するVPoP兼CPO補佐の西場さんと、CPO室プロダクトデザイナーの姜さんに、デザイン組織の変遷やSansanのデザイナーとして期待していること、今後の挑戦について伺いました。

西場 正浩(Masahiro Nishiba)|Sansan株式会社 執行役員 / VPoP CPO補佐

東京工業大学大学院で数理ファイナンスの博士号を取得後、大手銀行で数理モデルの開発に従事。その後、医療系IT企業でエンジニアやプロダクトマネジャー、事業責任者、採用人事などを幅広く務める。2021年に、技術本部研究開発部のマネジャーとしてSansan株式会社へ入社。その後、エンジニア組織の整備と強化を担うVPoEを経て、現在はプロダクトの最高責任者としてVPoPとCPO補佐を担う。

姜 美善(Misun Kang)|Sansan株式会社 CPO室 プロダクトデザイナー

韓国の美大を卒業後、韓国でマーケティングデザインに従事。その後、京都工芸繊維大学大学院でプロダクトにおけるUXを研究して、修士課程を修了。2014年、Sansan株式会社に最初のプロダクトデザイナーとして入社。現在は、CPO室と「Bill One」「Contract One」の事業部を兼務。UI/UXデザインを担当しながら、デザイナーのマネジメント業務を担う。

デザインの内製化を経て、CPO室が誕生

──まずは、西場さんがSansanに入社してから現在に至るまでの役割について教えてください。

西場さん:研究開発部のマネジャーとしてSansanに入社し、研究開発領域における技術やプロダクトの戦略策定・実行を担っていました。約半年後には、VPoEに就任し、グローバルテックカンパニーを目指して、社内の開発組織である技術本部の強化をしていました。

2023年3月にはVPoPに就任し、Sansan事業部のプロダクトマネジメントに従事。その半年後にCPO室の補佐も担うようになり、現在は数年後の成長ドライバーを作っていくことを掲げ、プロダクト開発に関わる組織全体の責任者を務めています。

──姜さんが現在担当されている業務について教えてください。

姜さん:インボイス管理サービス「Bill One」と契約データベース「Contract One」を担当しています。これまではプレイヤーとしてデザイン業務を担当することが多かったのですが、ここ1年ではマネジメントも経験しています。

──姜さんは、Sansanの1人目のデザイナー社員として入社されています。デザイン組織の体制はどのように変遷していったのでしょうか?

姜さん:私が入社する前は、Sansan内で発生するデザイン業務をすべて外注していました。入社後は、代表の寺田、プロダクトマネジャー、私の3名で毎朝会議を開き、デザイン業務を内製していくために密にコミュニケーションをとっていました。

その後、事業の成長・拡大に伴いPM部が立ち上がり、デザイナーの数も増えていきました。プロダクト部も立ち上がり、紆余曲折を経て、約6年前にCPO室が設けられました。現在は、CPO室直下のプロダクトデザイン組織に18名のデザイナーが所属しています(2024年7月現在)。

“カスタマーサクセス”を重視したデザインを考え抜く

──CPO室について教えてください。

西場さん:プロダクトのデザインからマーケティングまで、幅広くプロダクトおよびプロジェクトの戦略を推進・実行していく組織です。CPO室が担うべき役割は、ユーザーの働く体験をより良くできるようなカスタマーサクセスを実現することだと考えています。営業部や事業戦略部とともにユーザーが求めることを徹底的に議論しながら、ユーザーを起点としたUI/UXやカスタマーサクセスを担っていかなければいけません。

CPO室には代表の寺田のほか、プロダクトデザイナーやプロダクトマネジャー、UXリサーチャーなども所属しています。最近では、元事業責任者や営業経験者も参画しているので、プロダクトマーケティングからカスタマーサクセスまで一段とレベルを上げられる体制を整えてきています。

他にも、プロダクトデザイナーとプロダクトマネジャーは、各事業部と兼務しています。プロダクトデザイナーは、一人につき一つのプロダクトを担当しています。営業DXサービス「Sansan」であれば、企業データベースやメール配信、マーケティングなど営業支援システムからCRMまで幅広く担当可能です。一つのプロダクトと言っても、幅広い業務を経験できることは大きな特徴かなと思います。

──なぜCPO室が立ち上がったのでしょうか?

西場さん:CPOを担当できる人がいて、かつニーズもあったことから、CPO室が誕生しました。弊社は、タレントドリブンで新たなポジションが生まれるケースと、ニーズがあってポジションが作られるケースがあるんです。実力を持つメンバーがいれば、周りがどう活かすかも考えています。

人が組織を作り、組織が人を作るように、弊社はまず人を大事にしています。私自身も組織マネジメントに長けていることを評価されてVPoEを任せていただきました。そうして会社からのサポートがあったからこそ、さらに活躍することができて、大きな成長につながったと実感しています。

共感できるレベルまで、徹底的にユーザーを理解する

──Sansanのデザイン業務について教えてください。

姜さん:大きくわけて2つの業務があります。一つは「新機能の開発」です。既存ユーザーの業務内容や課題などを把握した上で、Sansanとして実装する価値のあるものかを考え、新たに機能を開発しています。もう一つの「既存機能の改善」については、インタビューやヒアリングを通して、ファクトを集めてから改善を実施しています。

──デザインする上で姜さんが大切にしていることを教えてください。

姜さん:ユーザーが何に困っていて、どういった気持ちでいるのかを理解した上で、デザインすることを大切にしています。実際、ペルソナに経理のユーザーがいたのですが、日々どういう思いを持ちながら、どんな業務をしていて、何に困っているのかを理解するために、私自身も簿記を取得しました。

かゆいところに手が届くようなデザインをするためには、ペルソナと同様の共感を持つ必要があると考えています。

──西場さんはデザイナーやデザインに対して、どのようなことを期待されているのでしょうか?

西場さん:ユーザーにとって直感的で使いやすいインターフェースを提供することです。私たちはカスタマーサクセスを大事にしており、そのためには優れたUXデザインが欠かせないと考えています。

特にBtoBに向けたSaaSプロダクトの場合、強制的にそのプロダクトを使わなければいけないことがほとんどです。使い方を一から教わる機会も少ないため、直感的に使えるようなユーザー中心のデザインを考える必要があります。そこに対して、ダイレクトに貢献ができるのがまさにプロダクトデザイナーだと思っているので、期待はすごく大きいです。

──姜さんがデザインする際に意識していることはありますか?

姜さん:「これがないと、自分の業務が成り立たなくなる」とユーザーから思われるほどの体験を提供することですね。最終的なデザインのアウトプットだけを見ると大きな差はないように見えるかもしれませんが、必ずしもアウトプットが全てとは限りません。ユーザーが実際に使ってみた時にどう感じるか、その体験のインパクトと向き合うことが大事になります。

かつてアメリカの自動車会社であるFordが、「もっと速い馬がほしい」という声に対して自動車を作った逸話のように、ユーザー自身もまだ気づいていない良い体験や機能を届けることこそがデザイナーの果たすべき役割だと思っています。

──Sansanでは、デザイナーとしてどのようなキャリアが実現できるのでしょうか?

姜さん:西場からもタレントドリブンという話をしましたが、自分の意思を持って柔軟にキャリアを開拓できると思っています。一例ですが、デザイナーからプロダクトマネジャーへと職種をチェンジして活躍している方もいます。

特に「Bill One」においては事業成長が著しく、T2D3(※) のフェーズにあります。そういった環境下でデザイン業務に携われることは、非常に稀な機会だと思います。「Contract One」も同じように成長フェーズにありますが、自分がデザインしたアウトプットがどれくらいユーザーに貢献できるのか、手触り感を得ながらデザインに臨むことができます。

※T2D3:SaaSビジネスを1年毎に3倍→3倍→2倍→2倍→2倍と成長させていくこと。

グローバルテックカンパニーを目指して、組織全体を強化

──Sansanが今後、挑戦していきたいことを教えてください。

西場さん:グローバルでの展開を目指していて、すでにシンガポールやタイでは「Bill One」の展開がはじまっています。2022年には、「Sansan」や「Bill One」を海外向けにカスタマイズしたり、海外向けの新機能を開発したりすることを目的に、フィリピンのセブ島に開発拠点を立ち上げました。過去にもグローバルテックカンパニーになることを目指し、挑戦と失敗を重ねてきましたが、これまで培ってきた経験を生かし、再びグローバルテックカンパニーを目指しています。

また、Sansanは名刺管理にとどまらず、メールや商談記録などのデータも保有しています。それらのデータを一つに統合できる技術も持っており、世界的にもユニークな企業だと感じています。Product-Led Growth戦略(※) が機能すれば、もっとグローバル展開を加速できるかもしれません。

そのためには、エンジニア採用者数の拡大と、プロダクトマネジャー、プロダクトデザイナーの育成が必要です。さらに、VPoPクラスの存在も必要不可欠なので、組織の底上げを図っていきたいと考えています。

※Product-Led Growth戦略:エンドユーザーが自発的に導入したくなるプロダクトを以て事業をグロースさせる戦略のこと

──グローバル展開にはデザイナーも関わるのでしょうか?

姜さん:もちろん、デザイナーもグローバル向けプロダクトのUI/UXを担当します。そしてグローバルならではのデザインの難しさもあります。

例えば、国内向けの「Bill One」では、担当者や役職者が承認する際に判子のデザインが出てきます。ただ、グローバルで見た時に判子という文化がない国もあるため「サイン」に置き換えるなど、グローバルで通じる機能に置き換えていく必要があります。世界中のユーザーに使われている他のプロダクトを研究できるよう、私自身、英語力も磨いていけたらと思っています。

──西場さんにお伺いします。いま、Sansanに参画する魅力は何でしょうか?

西場さん:グローバルテックカンパニーを目指して、変化を起こし続けていることですね。例えば、Microsoftに社員番号2000番台の時に入社した人のことを想像してみてください。10年後・20年後には、その人は世界を変えたあのMicrosoftで働く優秀なメンバーの一人だ、と思われるはずですよね。

同様に、いまSansanに入社すると社員番号が2000番台になります。つまり、10年後や20年後に「世界を変えたSansanを作り上げた一人」になるタイミングは、まさにいまなのだと思っています。その世界を実現するために、私たちは変化を恐れずに挑戦し続けていますので、ぜひ一緒にチャレンジしてほしいと思っています。

“ビジネスインフラ”として、Sansanを当たり前の存在にする

──今後の展望について教えてください。

西場さん:「まだSansanを導入していないんですか?」「Sansanが導入されていない会社には転職したくないな」と言われるような、誰もが当たり前に使うビジネスインフラを作っていきたいです。

他にも「いつかSansanで大きなチャレンジをしたい」と日本中のデザイナーが憧れるような、大きな仕事をプロダクトデザイナーが担当しているような状況も作っていきたいですね。

──今後、どんな人に来てほしいですか?

姜さん:学習意欲や成長意欲のある方に来てほしいですね。弊社のプロダクトは日々変化し続けているので、そのプロダクトと対峙する自分も日々アップデートし続けていく必要があると思っています。

特に「Bill One」や「Contract One」においては、ただ表層的なデザインを制作するのではなく、根本的になぜそれらを制作する必要があるのか?から考えられる人が向いています。批判的な思考ができる方や、本質を追求できる方は、弊社にとても合っているのではないでしょうか。

──最後にメッセージをお願いします。

西場さん:少しでも興味を持っている方や迷っている方がいれば、ぜひ応募してほしいです。カジュアル面談や選考プロセスの中で、どういったポジションが合いそうか、どういったチャレンジが可能かなどをお伝えできたらと思います。ぜひ一度、お話ししましょう!

姜さん:カジュアル面談を実施すると「請求や契約まわりの経験がほとんどないのですが『Bill One』や『Contract One』の仕事は可能ですか?」と相談されるケースが多々あります。プロダクトとしっかり向き合える方であれば、はじめから知識を持っている必要はありません。経験はないけれども、やってみたいと思える方がいらっしゃれば、ぜひご応募ください。

編集部より

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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この記事を書いた人

大畑 朋子

1999年生まれ、神奈川県出身。フリーランスライターとして、ベンチャー・スタートアップのイベントレポート、プレスリリース、コラム記事の作成など広報の一部を担う。興味・関心はビジネス、AI、お茶など。

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