
レバレジーズ株式会社(以下、レバレジーズ)は「顧客の創造を通じて関係者全員の幸福を追求し、各個人の成長を促す」を企業理念に掲げています。IT人材向けの仕事探しサービス「レバテック」や、医療・介護・福祉・ヘルスケア業界に特化した求人・転職サービス「レバウェル」など、IT、医療・ヘルスケア、M&A、HRテックなどの領域で40以上の事業を展開。
既存サービスが大きな成長を遂げ、次なる成長戦略が求められている転換期の今、大きな役割を果たすのがレバレジーズの「プロダクト戦略室」 です。20〜30代のメンバーで構成される「プロダクト戦略室」は、デザイナー、マーケターが在籍し、社内のエンジニアと協働しながらプロダクトの価値向上にスピード感を持って取り組んでいます。
既存サービスの改善から新規事業の立ち上げまで、幅広いフェーズでデザインに携わる彼らが、日々どのような醍醐味を感じながらプロダクトに向き合っているのか。今回は、プロダクト戦略室のデザイナー・T.Y さんと、マーケター・Y.Oさんに話を伺いました。
T.Y|マーケティング部 プロダクト戦略室 プロダクトデザイングループ レバテック デザイナー
大学在学中にデザイン会社を立ち上げ、代表兼デザイナーとして複数プロジェクトを経験。2021年に新卒でレバレジーズへ入社し、主に動画広告制作を担当。入社2年目にレバテックに異動し、現在は、レバテックのプロダクトデザイン責任者として、プロダクトデザイン戦略の意思決定や組織マネジメントを行っている。
Y.O|マーケティング部 プロダクト戦略室 メディアグロースグループ レバテック マーケター
新卒でメーカーに入社後、商品比較サービスを運営する企業に転職し、コンテンツディレクターとしてSEOコンテンツ制作に携わる。2021年にレバレジーズへ入社し、メディアグロース施策の立案から実施を担当。現在は、メディア責任者として、レバテックに関わるメディア・プロダクトを統括している。
T.Y さん:大学では経済学を学びながら「ものづくり」と「ユーザー体験」に強い関心を持ち、独学でデザインとフロントエンドエンジニアリングを学んでいました。長期のデザインインターンやフリーランス経験を積み、大学3年時にはデザイン会社を立ち上げ、代表兼リードデザイナーを務めました。
当初は大学卒業後も自分の会社を続ける予定でしたが、コロナ禍をきっかけにキャリアを見つめ直し、就職という選択肢も視野に入れることにしました。私はもともと「良いプロダクトは良い組織から生まれる」と考えており、組織づくりにも携わりたいという新たな思いが芽生えたんです。そして、その信念がマッチしたレバレジーズに興味を持ちました。
レバレジーズを知ったのは、Goodpatchの就活プラットフォーム「ReDesigner for student」がきっかけです。レバレジーズを魅力に感じた理由は、「事業が成長期であること」「組織づくりができる土台があること」「多職種と密に協力してプロダクトを作り上げられること」の3点でした。
入社後は、動画広告制作や「レバテックルーキー」でスカウトサービスの立ち上げを担当し、3年目にはレバテック全体のプロダクトのデザイン管理を任されました。現在は、レバテックのプロダクトデザイン責任者として、プロダクトデザインの意思決定やデザインシステムの構築・管理、メンバーのマネジメントを行っています。

Y.O さん:新卒でメーカーに経理職として入社しましたが、年功序列や定時退勤の環境に閉塞感を覚え、ベンチャー企業に転職しました。そこではWebマーケターとしてSEOに従事し、採用やプロジェクト管理も経験しましたが、専門性不足に不安を感じるようになり、Webマーケティングの専門性をさらに高めるため、2021年にレバレジーズへ転職しました。
入社後は、まずSEOを担当し、その後はWebサイト改善のディレクションやメディア運用など、担当領域を段々と広げていきました。現在は、レバテックのメディア責任者として、メンバーマネジメントを中心とした業務を担当しています。

T.Y さん:レバレジーズのデザイナー職は、プロダクトデザイン領域とクリエイティブ領域に分かれています。プロダクトデザイン領域に属するプロダクト戦略室は、SaaSやサービスサイトなどのデザイン、開発を担当しています。特徴的なのは、部内にマーケターが在籍している点です。これにより、データに基づいたデザイン制作や、仮説・検証結果を即座にデザインに反映することが可能となり、ユーザーにとって使いやすいプロダクトをスピーディに提供できる体制が整っています。
現在の組織体制になったのは2023年のことです。2018年にはじめてレバレジーズのデザイン組織「デザイン戦略室」が立ち上がったのですが、当時はデザイナーのみが在籍していました。そこから、デザイナーとマーケター双方のキャリアの可能性を広げることを目的に、2023年に組織が再編。部署名も「プロダクト戦略室」に変更となり、デザイナーに加えて、マーケターもメンバーとなり、プロダクトやメディアの企画・開発を包括的かつ戦略的に担うようになりました。

プロダクト戦略室は6つのグループにわかれており、私たちが所属しているプロダクトデザイングループには、現在約40名のプロダクトデザイナーやフロントエンドエンジニアが在席しています。 主に既存サービスのグロース施策に伴うデザインがほとんどですが、会社として新規事業を増やす動きがあるため、企画段階から参画することも増えています。

T.Y さん:はい、3つの指針があります。
1つ目は「『作る』は手段」という考え方です。デザイナーであれば、誰しもが美しいものや優れたものを作りたいという思いを持っていると思います。しかし、制作自体が目的となってはいけません。時には機能を削り、ユーザーにとって分かりやすさを追求することも大切です。
2つ目は「『伝わる』デザイン」を追求すること。どんなに優れたデザインや提案であっても、ユーザーやメンバーに伝わらなければ意味がありません。メディアであれプロダクトであれ、どうすればユーザーにより良く伝わるかを徹底的に考え、デザインすることが重要です。
3つ目は「『ビジネス』をつくる」という視点を持つことです。デザインを通じてユーザーの課題を解決しながら、同時に事業や組織、プロダクトの成長にも貢献する必要があります。ユーザー視点と合わせて、ビジネス視点で物事を考え、向き合っていくことを大事にしています。
参考:「お客様のためにデザインを経営の中核にしたい」急成長するレバレジーズの想い
T.Y さん:事業の成長段階ごとに説明しますね。
まず新規事業の立ち上げ期の「0→1」フェーズでは、スピードと市場参入のタイミングが特に重視されているので、職種の垣根を越えた柔軟な役割分担が求められます。そのため、デザイナーやマーケターという役割に固執せず、必要な業務を自律的に判断し、他職種のメンバーと協力しながらアイデアを形にします。このフェーズの面白さは「自分がこの事業を立ち上げている」と強く自分ごと化でき、アイデア創出から事業戦略の検討まで、幅広い領域に携われることです。
次に、成長期である「1→10」フェーズでは、機能拡充と改善施策に重点が置かれるため、マーケターと密にコミュニケーションを取りながら業務にあたります。時には、要件定義からデザイナーが参加し、デザインの完成まで一気通貫で実施することもあります。このフェーズの面白さは、事業成長と組織の進化を同時に体験できることです。
成熟期である「10→100」フェーズでは、各職種の役割と責任が明確に定義されます。このフェーズの面白さとしては、業務効率が図られ、安定性のある環境の中で、いかにして事業をさらなる高みに導いていけるかが求められます。成熟した事業を俯瞰的に見渡すことで、新たな事業機会を発見できる可能性もあり、「守り」と「攻め」の両面を同時に追求できる面白さがあると考えています。
デザイナーとして入社していただいた際には、その方の適性を踏まえ、上長と希望を擦り合わせた後にプロジェクトへアサインいたします。入社後も、自分が参画している事業以外の情報も取りやすく、配置変更についても上長に相談しやすいので、同じ会社にいながら幅広い経験を積める環境です。

Y.O さん:異なる専門性が補完し合うことで、より質の高いプロダクトやサービスを生み出せていると実感しています。
マーケターの役割は、ユーザーに何を伝えたいのか、どのようなユーザー体験を提供したいのかを考え、それを具体的な施策や要件として落とし込むことです。一方、デザイナーは、それらの要件を視覚化し、ユーザー体験を具現化する専門性を持っています。このように異なる専門性を活かすことで、より良いプロダクトを目指していけると考えています。
日々の業務においても複数の選択肢で迷った際は、デザイナーの専門的な判断を重視して決定することが多いですね。T.Y さんには、具体的なデザインだけではなく、前段の課題から一緒に考え、解決策を練ってもらっていて、心強い存在です。
T.Y さん:デザイナー視点では、マーケターからその都度フィードバックやレビューをもらえるので、アウトプットの質が高まっていると感じています。レバレジーズのマーケティング組織は、その多様性と専門性の広さが特徴的な強みです。事業企画、広告運用、CRMなど、さまざまな専門領域を持つメンバーが在籍しているため、多角的な意見をもらえます。
また、定量面だけでなく、定性面も鑑みてコミュニケーションを取ってくれるので、例えば私が提案するアウトプットに対して、Y.O さんから画像のニュアンスに関する指摘をしていただくこともあります。「数字のことばかりしか言わない」と悶々とすることもなく、デザイナーの専門性を理解し、尊重してもらえていると感じます。
T.Y さん:はい、あります。サイト改修のプランニングをする際にGoogleアナリティクスの分析をY.O さんにサポートしていただき、データに基づく意思決定やマーケティング施策の検討にまで携わりました。
他にもUIデザイナーでメディアの課題抽出や分析、改善施策の立案まで担当している方もいます。デザイナーが課題の分析から入ることによって、ユーザー視点を伴った施策になることはもちろん、企画段階から最終的なイメージをメンバー内で共有しやすいのでスムーズに進みやすいですね。
Y.O さん:私自身はデザイン領域で何かを行うことはまだないのですが、広告運用を担当していたマーケターが、Figmaを操作して、デザインにも着手するようになった例はありますね。また、コンテンツメディアのディレクターからデザイナーにキャリアチェンジした方もいます。
弊社のデザイナーとマーケターは、「ユーザーにとって何が最善か」という共通のゴールを持っています。確かにそれぞれに専門性があり、得意とする領域は異なりますが「これはデザイナーの仕事」「これはマーケターの仕事」といった、固定的な境界線を引いていないんです。そのため、自身の専門領域を超えても、それがユーザーのためになるベストな選択であれば推奨する文化があると感じています。それに職種の優劣や上流・下流の切り分けもないですね。
Y.O さん:今、弊社は転換期に差し掛かっています。既存サービスが大きな成長を遂げ、次なる一手が求められる一方で、その成長で得た収益を活用して、新規事業への挑戦も積極的に行っています。
この「成熟したサービスのさらなる成長」と「新規サービスの創造」という、異なる性質の挑戦に同時に携われることが、今この時期ならではの醍醐味だと思います。急成長フェーズだからこそ、解決すべき課題が豊富にあり、大きなインパクトを残せる、そんな可能性のある環境だと感じています。
T.Y さん:デザインへの本気度が高い環境で、事業やプロダクトの成長に寄与できる点です。弊社は、創業以来約20年にわたり黒字経営を維持し続け、昨年は年間130%の成長を達成。売上高1,000億円を超える企業へと成長しています。
そのなかで、デザインを重要な投資対象と位置付け、継続的に力をいれているため、「つくる」というスキルに留まらず、事業やプロダクトの価値向上にコミットできます。幅を広げたい、挑戦したいと思う方にとってはやりがいのある環境だと思います。

T.Y さん:デザイナーとして、ビジネス視点を持つようになり、「作る」から「事業を創る」へと視点が広がりました。プロダクトが事業的価値を生み出しているかを深く考えるようになり、デザインへのアプローチが変わりましたね。
今後は、デザイナーが確実に成長できる環境を整備したり、デザイナーに限らずマーケター・エンジニアを含めた多様なキャリアパスの確立を促したり、組織の強化にも取り組んでいきたいです。
Y.O さん:オールインハウスの環境で、さまざまな職種と関わることで経験と視野が広がりました。
デザイナーとの協業は、現組織体系になってから始まりました。当初は「施策をデザイナーに実装してもらう」という一方向的な認識でしたが、一緒にプロダクトに向き合っていく中で、お互いの専門性を尊重し、信頼関係が築けるようになりました。今後もデザイナーとともにプロダクト改善が、直接的に社会やユーザーの課題解決につながる循環を生み出したいです。
Y.O さん:レバレジーズには「利他性」をもった方が多いです。この利他性は私たちの組織文化の核となっていると感じています。ユーザーはもちろん、共に働くメンバーのことも思いやり、高め合える関係性を大切にしているんです。ユーザーが真に求めるものを、チーム一丸で作り上げていく。そんな姿勢を共有できる方々と働けたらと思います。
T.Y さん:既存の枠組みにとらわれず、常に新しい価値創造に挑戦できる方と働きたいですね。私たちの働く環境は、他職種とのコミュニケーションが日常的に行われ、未経験の領域への挑戦機会が多くあります。そのため、従来のデザイナーの役割という境界線を超えて、変化を楽しみながら成長したいという方だと、やりがいを持って働いていただけると思います。
また、特にプロダクトデザイナーは、ロジカルと感性のバランスが非常に重要だと考えています。定量的な分析と定性的な洞察の両方を活かしながら、データドリブンな判断とユーザーの心に響くデザインを両立させられる人がプロダクトの価値をさらに高められるのではと考えています。
T.Y さん:弊社は、平均年齢が31歳と比較的若いメンバーで構成されており、この「若さ」が大きな強みとなっています。成長への貪欲さとスピード感があり、チャレンジ精神に溢れるメンバーが多く在席しています。そして、「プロダクト戦略室を国内の事業会社の中で、一番いいプロダクトを作る組織にしたい」という大きな目標を持って常に挑戦し続けているので、このビジョンにワクワクして一緒に目標に向かっていただける方は、ぜひカジュアル面談でお話しましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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この記事を書いた人

佐々木まゆ
1992年生まれ。ライター。デザインコンサルのロフトワークを経て、ライターとして独立。ウ ェブメディアにてインタビュー記事や事例記事を執筆。
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