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「デザイン業界には新卒デザイナーの力が必要だ」と社会に広げる。ReDesigner for Student森内、斎藤の想い

2018年のデザイン経営宣言の発表から社会的にデザイナーの求められる機会が増えていく中で、ReDesigner for Studentはデザイナーを目指す学生とデザインの力を信じる企業が出会う機会を創出してきました。
デザインの力で未来を作りたいという想いを持つ学生や企業が、少しでも一歩踏み出すきっかけになればと、ReDesigner for Studentメンバーのインタビューを通して私たちの想いをお届けします。
今回はReDesigner for Studentのキャリアデザイナー兼CSの森内とセールス兼CSの斎藤に、これまでのキャリアや新卒デザイナー業界の課題、今後大切にしていきたい想いなどを聞きました。
森内 直子(Naoko Moriuchi)|キャリアデザイナー兼CS
人材業界で営業職の経験を経て、クリエイティブ求人を扱う「CINRA.JOB」の運営に携わる。2022年2月にGoodpatchへ入社。ReDesigner for Stundentでは主にキャリアデザイナーとCSを担当。
斎藤 真人(Makoto Saito)|セールス兼CS
アパレル業界のバイヤー業務、デザイントレンドをリサーチする企業での営業経験を経て、2022年3月よりGoodpatchへ。ReDesigner for Stundentでは主に新規開拓のセールスとCSを担当。
森内:新卒から数社の会社で経験を積み、前々職の人材派遣会社では営業と派遣スタッフのフォロー業務に従事しました。そして、前職の株式会社CINRA(以下、CINRA)ではクリエイティブ系求人サイト「CINRA.JOB」の運営に携わっていました。その後、2022年2月に ReDesigner for Studentにジョインしました。
斎藤:僕は今まで、幅広いデザイン領域に関わってきました。新卒ではアパレル業界に入り、ベルリン・ドイツに駐在しながらバイヤーとして洋服の買い付けをしていました。
前職ではデザイントレンドを分析する会社でセールスに従事しました。主にインダストリアル業界、家電や自動車メーカーなどのインハウスデザイナーに、2年〜10年先のトレンドを分析し、デザインのインスピレーションとなる情報を届けるようなことをしてましたね。
森内:昔から音楽や映画、ファッションがとても好きでした。就活時は、リーマンショックの影響で希望していたアパレル会社の採用が一斉取り止めになり、証券会社に入社しました。
でも、どうしてもファッションに携わりたいと思い、その後アパレルの販売員として5年間働きました。その5年間で感じたのは「好きなことを仕事にするのは難しい」ということでした。好きなことに関われて楽しい反面、連日深夜まで働く日が続きやや疲れてしまって。私自身も今後の働き方を考えたときに、全く違う仕事をしてみようと思い人材会社に転職しました。人材会社の仕事はとても楽しく自分に合っていると感じる一方で「やっぱり少しでも自分の好きなことに関われていたらもっと楽しいだろうな」という気持ちを常に持っていました。
そんなときに、大学卒業後からずっと見ていたCINRA.JOBの求人を発見したのです。CINRA.JOBは、Webメディアを通して、動画やグラフィック、エディトリアルなど幅広いクリエイティブ業界の情報発信をしています。そんなCINRAで、クリエイティブ業界で働くひとの環境を少しでも良くしたいという思いで入社を決意しました。加えて、人材会社の経験を活かしつつ自分の好きな分野に関われる環境だと感じ入社しました。
斎藤:最初はクリエイティブに対してコンプレックスを抱いていました。幼少期時代、すごく絵の上手い友達がいて、その子がいつもドラゴンボールの絵を描いては周囲に自慢していて。片や僕は、絵も下手だし字も汚いし音痴だし…と、クリエイティブに対するコンプレックスと、ある種の憧れを抱くようになりました。
新卒でアパレル業界に入ったきっかけは、“アレキサンダー・マックイーン”の98年秋冬シーズンのランウェイをテレビで見て衝撃を受けたことです。モデルが真っ赤なドレスを着て、燃え盛るランウェイを颯爽と歩いていました。当時中学生だった僕は、ただただ圧倒されていて。見えないものを形にし、そして感動させるためにはここまでやるのか…と魅せられたのです。
新卒から一貫してクリエイティブ領域に関わり続けているのは、クリエイティビティを持つ人を応援したい気持ちが強いからかもしれません。クリエイティブに対するコンプレックスを抱いているからこそ、クリエイティビティを持つ人をとても尊敬しているので、伴走者としてサポートしていきたかったのです。

森内:出会いは、CINRAに入社後すぐにReDesignerの存在を知ったことです。CINRAに勤めた2年間は、情報収集の一環でずっとGoodpatch BlogやReDesigner Magazineを読んでいました。そしてキャリアに悩み様々な求人を見ていた時期にちょうどReDesigner for Studentの求人を見つけたのです。
ただ、応募時はまだReDesigner for Studentへの気持ちが大きくはなく、面接で事業責任者の佐宗と話したことで入社の決意が固まっていきました。佐宗から、デザイン市場や新卒デザイナー市場、ReDesigner for Studentの課題を聞き、「なぜデザイン業界が成長しそうでしないのか」「なぜデザイン業界の労働環境は良くならないのか」が繋がったのです。
さらにReDesigner for Studentにはプラットフォームという土台と、デジタル系のクライアントさんとの関係性があります。ずっと根底にあるやりがい搾取の労働環境問題を、ReDesigner for Studentであればより改善出来るかもしれないと思いました。
斎藤:僕も前職で、Goodpatch自体はもう把握はしていて。情報収集の一環で、Goodpatch Blogにお世話になっていました。前職で携わっていたインダストリアル業界でも「UI/UXデザイン」がキーワードとして浸透していて、トレンドの軸足も変化している時期だったのです。UI/UXデザインを第一線で行う企業を調べた際に、Goodpatchと出会いました。
そして徐々に、前職では現デザイナーさんのサポートしか出来ないことにもどかしさを感じるようになりました。「デザイン経営」宣言と共にデザインへの考え方がどんどん変化してきていて、その変化に合わせて成長出来る新しさを持ったデザイナーをサポートしたいと思ったのです。
そんなときに、ReDesigner for Studentの求人を妻が発見してくれました。僕は興味関心がはっきりしているのですが、妻もそれを把握していて。とても幸運だったと思います。前職では手の届かなかった、まだ主流ではない業界でデザイナーの存在を当たり前にすることへ、ReDesigner for Studentではチャレンジ出来ると思いジョインしました。

森内:主に、クライアントのCS業務(採用のフォローアップなど)や学生面談、大学への就活レクチャーなどです。
CS業務では、自社の採用のことだけでなく「デザイン業界を盛り上げるためには新卒デザイナーの力が必要」と考えるクライアントが多いことに驚きました。クライアントと同じ方向を向いて仕事が出来るのはとても楽しいですね。
学生面談では、キャリア相談やポートフォリオの壁打ちを行います。学生のポートフォリオに対して、どこをどうしたら完成度が高くなるか…とフィードバックをするのです。フィードバックは、学生の志望業界やスキルの習熟度によっても内容が異なります。そういった引き出しはCAの田口に伝授して貰いました。また、社内でもデザインに触れられる機会は多いので、積極的にインプットするように心がけています。
大学とは、就活レクチャーの他、ポートフォリオやプレゼンテーション講評といったコミュニケーションも取っています。大学の先生方からは「大学内では与えられる情報が同質化してくるので、様々な企業と触れ合うReDesigner for Studentからの意見はありがたい」と言っていただいて。ReDesigner for Studentは、大学という少し閉鎖的な空間と社会とを接続させる役割も担っていると考えています。
斎藤:新規営業を行い、サービス導入後はクライアントのCS業務を行っています。
クライアントごとに抱えている課題が全く違うので、真摯に向き合うことが求められます。ただ森内の話にもあったように、自社の採用だけでなく業界を盛り上げることや、学生さん目線で会社としてあるべき姿を考えてくださるクライアントが多いです。そのため、信頼関係が構築されると共創関係になることが出来て、とても楽しいです。
斎藤:クライアントと学生との関係を活かして、各パートナー間のハブになることだと思います。クライアントの中には、採用出来るスキル × 業界に関するデザイン知識のハイブリッドでスキルセットを持つ方がまだ多くないと感じています。ReDesigner for Studentだからこそ出来る情報提供やサポートで、僕たちはクライアントの本当の意味でのパートナーになることが出来ると考えています。
森内:社会に対して、新卒デザイナーを採用する意義を伝えることだと思います。学生面談を通して、美大/総合大関係なくきちんと表現できている学生でさえ「デザイナーになれなかったらどうしよう」という不安を抱え、デザイナー以外の職種も並行して検討しているケースが多いと感じました。その根幹には、まだまだ新卒デザイナーを採用する企業が多くない状況があるため、まずは社会に新卒デザイナーを採用する意義を伝えていく必要があります。
加えて学生に対して、社会へのイメージの乖離を埋めていくことも必要です。学生の中には「デザイン会社は社員を馬車馬のように働かせる」というイメージを持つ方もいて。正直否定出来ない部分もありますが、本当に会社によるので正しい情報提供をしていきたいと思っています。
斎藤:信頼の上で自由に働かせてもらえる環境が素晴らしいなと感じました。また、僕が大きな失敗をしても、平然と処理してくれることに衝撃を受けました。失敗に対して負の感情をぶつけられることがなく「じゃあ、こうしましょう」と常に前へと進めてくれるのです。そのため気持ちの揺らぎが少なく、常に前向きの状態で仕事に当たることが出来ます。さらに、この状態をほぼリモートで作り上げていることが本当に驚きですよね。
森内:入社して良かったと感じたことは、メンバーが同じ方向を向いて働いていることです。気質も得意分野も異なる個性豊かなメンバーですが、Goodpatchの「デザインの力を証明する」とReDesignerの「デザイナーを増やす」というミッションへの共感が共通しています。だからこそ、同じ方向を向いていて、良い役割分担が出来ていると思うのです。
また、人目が気にならない環境にも魅力を感じています。元々私は人の考えていることをすごく気にするタイプなのですが、ReDesignerのメンバーへは、必要以上に気を使わずに接することが出来ます。普段からメンバー全員が言いたいことは言うからこそ、それ以上勘繰る必要がないと安心出来るのかもしれません。

齋藤:ReDesigner for Studentは、公平なチャンス、選択肢を得ることの出来るプラットフォームにし、作り手の環境を作っていきたいです。もちろん本人の努力が絶対ではありますが、美大/芸大のない地域に住む学生でもデザイナーになることを諦めないでほしいです。一度レールから外れてしまった学生にもチャンスを与えられるようにしていきたいです。
森内:デザイン業界に存在する乖離を埋めていくプラットフォームにしていきたいです。根幹にはずっと、やりがい搾取の労働環境問題を改善したいという想いがあります。昨今デザイナーの価値は上がりつつありますが、デザイナーに関わる人たち、例えばディレクターやプランナー、採用担当の価値ももっと上げていく必要があると考えています。それを逆算すると、社会へ新卒デザイナーを採用する意義を伝えることや、学生や大学、会社間の乖離を埋めていくことが必要なのです。
森内:デザインやクリエイティブに何かしらの課題感を持ち「こういう市場にしていきたい」という想いを持つ人に向いていると思います。ReDesignerのメンバーは、各々想いを持って走っています。
齋藤:「価値あるものをグロースさせていきたい」と感じている人が向いていると思います。現在ReDesigner for Studentは、サービスとしての骨子が出来上がっています。そのため、今のサービスをより大きくしていきたい人に向いていると思います。
加えて「想いや実現したいことを言語化してきちんとステークホルダーに伝えられる人」が向いていると思います。想いなど熱いものを言語化して共感を得られると、仕事がより楽しくなりますし、そういった想いにきちんと応えてくれる人たちなので。逆にコスパ重視のマインドだと苦しい環境だと思います。
齋藤:僕は常に感謝され続ける人でありたいです。生活でも仕事でも、1人で出来ることはたかが知れています。クライアントにも、ReDesigner for Studentに頼ることで自社の力だけでは難しい部分を解決に結び付けてほしいです。僕自身、頼られたり良い影響を与えることにやりがいを見出しています。
森内:チーム内のハブ的存在になりたいと思っています。今の仕事上での役割も、学生と大学、会社とのハブだと思うのですが、今後メンバーが増えた際にはチームでもそんな存在になりたいです。それが自分らしいのかなとも思います。
森内:「デザイン業界を盛り上げるためには、新卒デザイナーの力が必要だ」と言い切ってくださる方々と一緒に仕事が出来るのは本当に楽しいです。また、今はプラットフォームの成長だけでなく、市場や事業の組織自体の成長に関わることの出来る時期なので、一緒に作っていけると嬉しいです。
齋藤:ReDesigner for Studentはサービスとしての骨子は出来つつありますが、やり方はまだまだ手探りの状態です。今がベストではないことを前提に動いているので、全員であーでもないこーでもないと手を動かしたい方は、ぜひ応募をお待ちしています。
こちらから詳しい求人情報を確認できます。
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この記事を書いた人

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