陸、海、空、そして宇宙。三菱重工業株式会社(以下、三菱重工)が手がける領域は、エナジー、環境設備、産業機械、船舶、航空、防衛、宇宙など、社会インフラの広範囲に広がります。扱う製品の規模も大きく、開発には長い時間を要します。
全社を横断してデザインを担っているのが、先進デザインセンターです。人数は30名程度。事業企画やサービス・製品開発、PR活動、研究活動など、幅広くデザインに取り組んでいます。さらに、設計プロセスの見直しなど、設計活動そのものもデザインの対象として捉え、活動領域を広げています。
今回お話を伺ったのは、新卒入社3年目の稲垣さん、2年目の秋塲さん、そして他社を経験して入社した秋山さんの3名です。決まったロールモデルも前例もない場所で、若手デザイナーはどうやって仕事を立ち上げているのでしょうか。
稲垣 俊太朗(Shuntaro Inagaki)|三菱重工業株式会社 先進デザインセンター
新卒入社3年目。千葉大学 大学院まで進学し、プロダクトデザインからUI/UXまで幅広く学ぶ。現在はGUIデザインを中心に、防衛関連の案件を多く担当し、PR関連の案件にも携わる。趣味はカメラ。(2026年8月時点)
秋塲 瑞華(Mizuka Akiba)|三菱重工業株式会社 先進デザインセンター
新卒入社2年目。理工系の大学でUI/UXを学ぶ。現在は産業機械のUIデザインを中心に、ガスタービンの設計に関わる業務や防衛関連の業務も担当。趣味はライブとボードゲーム。(2026年8月時点)
秋山 航平(Kohei Akiyama)|三菱重工業株式会社 先進デザインセンター
入社2年目。筑波大学、芸術系学部でデザインを学ぶ。前職では車載製品・産業機器・その他関連事業のプロダクト・GUI・プロモーションなど幅広いデザインを担当。現在は防衛関連を主としながら、設備用の大型冷凍機のGUIなど、前職の産業機器経験を生かしたデザインも手がける。趣味は山登りとキャンプ。(2026年8月時点)
世界を動かすスケールと未来を作る研究。三菱重工のデザイン
──就職活動のとき、どのような軸で企業を見ていましたか。
稲垣さん:就職活動中は、規模の大きな事業に携われることと、幅広い知識と視点でデザインにアプローチできることの2つを軸に、インフラ業界は興味を持って見ていました。
その中でも特に三菱重工に惹かれたのは、 デザインセンターが製品デザインだけでなく、デザイン研究も担える点でした。 研究が好きだったので、関心のあったHCI(ヒューマン・コンピュータ・インタラクション)の領域にも取り組めそうだと思いました。
秋塲さん:私はその会社でしかできないことをやりたいと考えていました。単純ですが、 三菱重工の製品は規模が大きくて、それだけでかっこいいと思ったんです。 デザインがどこに関わっているのかは当時ほとんど情報がなく、デザインセンターが何をしているのかを、入って確かめたい気持ちもありました。

──秋山さんは他社を経ての入社ですね。転職のきっかけを教えてください。
秋山さん:三菱重工は、事業規模が大きいことに加えて、機密性や安全性、法規制・認証対応などの制約がとにかく厳しい。一見するとデザインが入り込む余地の少ない主力事業に、実際にはデザインが深く関わっています。その意外性に惹かれました。そこでデザインがどんな価値を発揮できるのか、自分に何ができるのか。そんな期待感を持って入社しました。
未知の領域への挑戦。本質を問い、デザインする
──まず、先進デザインセンターはどんな対象を扱っているのでしょうか。
秋山さん:30名程度の組織で、プロダクトデザインもGUIも、空間やVRのコンテンツも扱います。対象も、防衛からエネルギー、宇宙、産業機械までかなり幅があり、私自身も防衛の案件やターボ冷凍機のGUI、造船事業や研究開発などを並行して担当しています。
一般的なデザイン部署と違うのは、自分の専門領域に合わせた仕事だけが回ってくるわけではないことです。分野も本質的な課題も、案件ごとにまったく変わります。
転職するときは、自分がどういうスペシャリストなのかをアピールしますよね。僕自身も入社したときは、自分の期待される役割があるものと思って仕事を始めました。でも、ここではまず、その前提にとらわれず、案件ごとに自分たちが果たすべき役割を考えるところから始まります。
案件の入口では、まず「イメージを可視化すること」を期待されるケースもありますが、本質的な課題は案件ごとに異なり、決まった進め方だけではたどり着けません。だからこそ、依頼された範囲にとどまらず、必要に応じて踏み込みながら、デザインに対する期待の枠そのものを広げていく必要があります。
実際、お客様から「三菱重工さんは枠を決めず、こちらの期待に寄り添いながら幅広く提案してくれるところを信頼している」と言っていただくことがあります。もし依頼された範囲だけを自分たちの役割だと決めていたら、そうした関係にはならなかったと思います。案件ごとに役割を見つけていくのは難しいですが、そこにデザインが関わる意味があると考えています。
──役割を決めないことは仕事の進め方にも表れているのでしょうか。
秋山さん:そうですね。役割をあらかじめ決めないからこそ、案件ごとに何が本質的な課題なのか、デザインがどこまで踏み込むべきなのかを探りながら進めます。そのために大切にしているのが、ラピッドプロトタイピングです。「まず作ってしまえ」という考え方ですが、単に素早く形にするわけではありません。何を確かめたいのか、どんな仮説を検証するのかを整理した上で、超高速で形にします。仮説と検証を繰り返すことで、デザインが果たすべき役割も見えてきます。
最終的には、個別のユーザビリティだけでなく、その先のビジネスインパクトまで意識します。「こういう課題があるから、このユーザビリティを目指すべきですよね」と、仮説と検証結果をセットで示すことで、提案の納得感をつくっています。
──稲垣さんは防衛関連の案件を多く担当されています。初めての分野では、どのように課題を理解し、提案につなげていったのでしょうか。
稲垣さん:とあるプロジェクトの画面改修では、普通に生活していたら知る由もない技術が使われていたり、最初は分からないことばかりでした。まずは自分で問いを立てて事業部に聞きに行き、得た情報から仮説を立てて、デザインセンター内で相談する。想定が甘ければ指摘をもらい、また聞きに行く。その繰り返しで、少しずつ業務への理解を深めていきました。
最初の依頼は「この画面を作ってほしい」というものでした。でも実際には、オペレーターは複数の画面を行き来しながら操作しています。そこで周辺の画面や業務の流れまで聞き、「この機能はこちらにあったほうが使いやすいのでは」と、少しずつ提案の範囲を広げていきました。当初の僕は、あくまで既存の画面とのつながりを前提に考えていました。
ところが議論を重ね、サービスへの理解が深まったからこそ、「既存の画面をどう改善するか」ではなく、「そもそも、このサービスは誰にどんな価値を提供すべきなのか。そのために画面はどうあるべきなのか」という視点が見えてきたんです。そこから、既存の形にとらわれず、サービスの提供価値そのものから理想形を考え直していきました。
結果として、当初の依頼とは大きく異なる提案になりましたが、事業部からは「ぜひこれで進めたい」と反応をもらい、プロジェクトの空気が一気に変わりました。 未知の分野だからこそ、まず深く理解し、その中から本来あるべき姿を見つけていく。 デザイナーの提案が、プロジェクトそのものを前に進める力になることを実感した経験でした。

──秋塲さんは、入社1年目から産業機械のUIデザインを担当されているそうですね。
秋塲さん:入社してすぐの5月から入った産業機械のプロジェクトを担当しています。工場でオペレーターが操作するGUIのデザインなのですが、私自身、見たことも触れたこともない機械でした。機械を知らなければ、どんな操作が必要なのか、エラーのときに何をするのかも分かりません。そのため、まずは機械そのものを知るところから始めました。
次に、オペレーターがどんな流れで作業するのかを整理し、さらに詳しく知りたいときは、実際に現地で機械の据え付けを担当している方にも話を聞きました。そうすると、機械の上に物が置かれたまま使われているなど、 資料だけでは分からない現場のリアルが見えてきます。 そこからまた疑問が生まれ、少しずつ現場への理解を深めていきました。

──そうやって集めた情報を、どのようにデザインの提案につなげていくのでしょうか。
秋塲さん:このプロジェクトでは、人材不足や人材の流動化を背景に、経験が少なくても扱える「スキルレス」が重要なテーマでした。そこで、調べたことをそのまま画面に反映するのではなく、「なぜ今、この操作になっているのか」から考えていきました。
担当した機械はモデルチェンジから20年ほど経っていて、画面も機械の構造や制御の考え方に沿ってつくられていました。機械に詳しい人には使えても、初心者には「何をすればいいのか」が分かりにくかったんです。
その構造を図式化して改善案とともに提案したことで、事業部の方々にも「確かに、今までのは初心者には分かりにくい」と納得していただけました。単に画面を改善するだけでなく、操作の考え方そのものを問い直す、抜本的な課題解決を含めたデザインへと進めることができました。
専門も世代も越えて挑む。「違い」が難題を動かす力になる
──これだけ対象が広いと、さまざまなバックグラウンドの方がいそうですね。デザインセンターにはどんな経歴の方がいて、それが仕事にどう生きていますか。
秋塲さん:美術系の大学出身の方も、デザイン工学のような理系の方もいます。大学ではデザインを学んでいなかった方や、建築系の方もいます。中途入社の方も多く、サービス系、家具、広告など、さまざまな会社から来ています。
秋山さん:考え方の違いがあるのは、とても面白いです。建築の方は、土台があり、構造があり、意匠があるというものを一つにまとめるのが巧みで、それがプロジェクトの進め方や合意形成の仕方にも表れます。意匠を手がけていた方は、あと1歩、あと2歩というところにこだわりを入れてくる。表現や思考の違いから、お互いに勉強できるところが面白いです。
そもそも、ここでは案件ごとに扱う対象も、求められるアプローチも変わります。多様な人がいることの難しさは、あまりないと思います。デザインセンターは専門性で縦割りになっている組織ではないので、難しい対象に対して横並びで立ち向かっていきます。

──デザインセンターの雰囲気を教えてください。
稲垣さん:三菱重工という大きな組織の中で、デザインセンターは、一番自由で個性が強いと思います。服装も自由で、スーツ姿と私服のメンバーが同じ社内を行き交っている光景も、面白いですよね。他部署の同期からも「デザインセンターって活気があって楽しそうだよね」と言われることがあって(笑)。それぞれの部署に違う面白さがある中で、ここは特に 「つくることを楽しんでいる空気」が表に出やすい組織 だと思います。
秋塲さん:年齢層はバラバラですが、対等に話してくれます。忙しい中でも親身に相談に乗ってくれますし、関係のない雑談から「これってあれじゃない?」となって、ホワイトボードの前で良い議論になることもあります。会議より雑談から始まった議論の方が価値のある話が出ることも少なくありません。
若手の挑戦に惜しみなく機会を。世界で学び、仕事を広げる
──新入社員には育成担当制度があると伺いました。
秋塲さん:新卒で入社してから2年間、一人ひとりに育成担当がつき、そのもとで計画的にOJT(職場での業務を通じた育成)を進めていく制度です。最初は誰に相談すればいいか分かりませんし、話しやすい人を見つけても、その人にばかり聞くのは申し訳ないですよね。普段から「どう?」「どんな仕事がしたい?」と気にかけてくれて、私が「出張に行きたいです」と話したときも、実際にいろいろな場所へ行く機会をつくってもらえました。形式的なフォローではなく、本音で相談しながら成長できるのが、とても良い制度だと思います。
稲垣さん:私の場合は、育成担当と一緒にさまざまな経験を積めたことが大きかったです。1、2年目はまだ社内に自分のネットワークがないので、人とのつながりを広げてもらいながら、OJTを通じて経験の幅も広げることができました。相手との接し方や提案の仕方も実際に見せてもらえるので、プロのデザイナーの一つの形を、すぐ近くで学べるのが良いところだと思っています。
──社外に出て学ぶ機会も多いのでしょうか。
稲垣さん:入社2年目の9月、育成担当に「行ってみたら」と背中を押され、韓国で開催されたインタラクション分野の国際学会UISTに一人で参加しました。当日は必死で、不安もありつつ積極的に声をかけて研究者の方々と交流を深めました。 その後、1月にアメリカのCES(世界最大級のテクノロジー見本市)へ行った際、現地の大学を訪問したのですが、そこで再会できたのがUISTで知り合った先生でした。思い切って飛び込んでみれば、想像以上の成果につながる。背中を押されて踏み出し、自分も先輩を追って挑戦を重ねていく――そんな循環が自然と生まれているのが、すごく面白いと感じています。
秋山さん:視察もただ見に行って終わりではなく、何を見るべきか、どういう観点で見るべきかを常に問われている気がします。ラスベガスでのCESの後には、サンフランシスコで現地のスタートアップと協業の相談をしたり、大学へ調査に行ったりもしました。ロボットのスタートアップと、うちの製造部門をつなぐところまで踏み込んだこともあります。
秋塲さん:私は展示会の見方が変わりました。学生の頃は「すごいなあ」と見ているだけでしたが、「なんでこれになったんだろう」と疑問が浮かび、出展している方に質問するようになりました。事業部が長崎や広島などにあるので出張も多く、昨年度は広島だけで7回ほど、長崎にも3回ほど行きました。船は長崎で造っているので、巨大な船の進水式に参加できたり、つくっているところを見られるのも面白いです。

──なぜここまで教育や経験に投資しているのだと思いますか。
稲垣さん:私たちは、案件ごとに異なる課題や役割に向き合うことが求められます。だからこそ、一人ひとりが新しい経験を積み、できることを増やしていくことが、組織全体の提案力を広げることにつながるのだと思います。
実際、組織としても新しい試みに価値を置いていて、最近では、これまでにない取り組みや、新たな価値を生み出したプロジェクトを評価するデザインセンター独自の表彰も始まりました。
海外出張中に調査内容をリアルタイムで投稿すると、時差があってもリアクションやコメントが返ってきます。個人の挑戦を、組織全体の挑戦として捉えているんだと感じますね。
秋山さん:三菱重工には、社内だけでも非常に多くの知見に触れられる環境があります。その一方で、外の視点や新しい刺激を取り入れることも大切にしているからこそ、積極的に外の世界へ送り出し、最先端の市場や社会課題に触れながら、新しい視点を持ち帰って成長できる機会がつくられているのだと思います。
前例がないから、第一号になればいい。自分だけのキャリアをつくる
──決まったキャリアパスがない中で、これからどんなデザイナーになりたいですか。
稲垣さん:正直、まだ模索中です。でも、それが面白いとも感じています。デザインセンターには、それぞれに突出した強みを持つ人がいて、一つひとつのスキルで見れば、だいたい誰かには敵いません。だからこそ、いろいろな人の良いところをどんどん吸収していきたい。それぞれのやり方を一つの正解として学びながら、最後は自分なりの別の正解をつくっていきたいと思っています。
秋塲さん:私も、まだ「これが自分の役割です」と言えるものは見つかっていません。でも、この会社での役割って、 最初から決めるものではなく、いろいろな経験をする中で見つけていくものなのかなと思っています。 だから今は、できるだけ多くの仕事に関わりたいです。「興味ある?」「やってみる?」と声をかけてもらったら、まずやってみる。そうやって自分の可能性を広げながら、自分だからできる役割を見つけていきたいです。
──役割が決まっていないことに、不安はないのでしょうか。
秋山さん:不安はありません。むしろ将来の役割はあまり描きすぎないほうがいいと思っています。先に決めてしまうと、どうしても既存の職種や誰かのキャリアを基準にしてしまう気がするんです。私たちは「前例のない、第一号になれ」と言われているように感じています。
既存の職種や手法に自分を当てはめなければ、変化が起きても「じゃあ次は何をやろうか?」とワクワクできる。「デザイナーだからここまで」と、自分の可能性を狭める必要もありません。それ自体が、すごく面白いと思っています。
答えがないなら、自分が面白いと思うことをまずやってみる。楽しそうにやっていると、「じゃあ協力しようか」と人を巻き込める土壌もあるので。いろんなことを楽しみながら、まだ誰もやっていないことに挑戦していきたいですね。
──他社も知ったうえで、新卒でこの環境に入る価値はどこにあると思いますか。
秋山さん:「研究」があることだと思います。事業部から依頼された案件に取り組むだけでなく、自分たちでテーマを立て、まだない技術やデザインの可能性を探ることができる。面白いと思ったことの価値を提案し、予算を取り、そこで得た技術や知見を次の仕事につなげていく。自分たちで新しい領域を切り開ける仕組みがあるのは、大きな魅力だと思います。
もちろん、価値を伝えて、予算を取り、人を巻き込んで形にするのは簡単ではありません。だからこそ新卒で入り、先輩たちがアイデアを研究にし、研究を新しい仕事へと育てていく姿を間近で見られる。「仕事は与えられるものだけではなく、自分たちでつくることもできる」と学べる環境に、大きな価値があると思います。
稲垣さん:私が入社を決めたのも、そこでした。依頼業務で実際の課題に向き合いながら、そこで感じた疑問や可能性を研究でさらに掘り下げていける。 目の前の仕事と、その先の未来を考える仕事を行き来できるのは、この環境ならではの面白さだと思います。 若手のうちから、自分で問いを持って動けるのも大きな魅力ですね。
──最後に、どんな人と一緒に働きたいか教えてください。
稲垣さん:いろいろなタイプの人がいるからこそ、 自分の専門だけに閉じず、幅広い領域をおもしろがれる人は楽しめると思います。 難しい問題を見ると、つい解きたくなるような人も合うんじゃないでしょうか。自分の強みを持ちながら、その外側にもどんどん興味を広げられる人と働きたいですね。
秋塲さん:難しい内容や、最初は想像もつかないことに出会う機会が多いので、 「何だろう、やってみよう!」と好奇心を持って飛び込める人は向いていると思います。 一緒に働きたいのは、私とは違う視点を持っている人です。全然違う意見でも、「それもあるか」と気づかされる瞬間が楽しい。活発に議論できる人がいいなと思います。
秋山さん:「何でもやっていい」と言われるのは、自由なようでいて、実は結構難しいんです。 決められた道を進むのではなく、自分で問いを見つけて、どう向き合うかを考えなければならない。 まだ答えのないことに対して、「じゃあ自分たちでやってみよう」と面白がれる人と一緒に働きたいですね。
難解な課題こそ楽しみたい。自分のデザインで、まだ動いていない大きな領域を動かしてみたい。そんな気持ちに少しでも胸が高鳴った方は、ぜひ三菱重工の先進デザインセンターを覗いてみてください。

編集部より
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