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国内8,400万人の日常に浸透するサービスをデザインする覚悟とやりがい。 LINE 鹿熊さんのデザイナーとしての挑戦

先週から3週連続でお届けしている、Designship2020にてReDesignerからオリジナルコンテンツとして配信した公開キャリアインタビュー。今回はLINE株式会社 クリエイティブセンター UIデザイン1室 Advanced Design チームの鹿熊茉夕さんです。
国内8,400万人、主要4カ国で1億6,600万人(※1)が利用するコミュニケーションアプリ「LINE」。そんなLINEにて、UIデザイナーとして新規プロジェクトや大型プロジェクトに携わる鹿熊茉夕さんの生い立ちから現在、そして未来についてお伺いしました。
※ 月間アクティブユーザーの数(2020/6月末時点)
プロフィール
鹿熊茉夕 | LINE株式会社
クリエイティブセンター UIデザイン1室 Advanced Design チーム
2015年にLINEに入社。LINEのアプリ、Webサービスなど数多くのクリエイティブ制作に携わり、現在はAdvanced Designチームで新規のプロジェクト・案件のUIデザインに従事。東京工科大学デザイン学部卒業後にポストプロダクションで映像編集をする傍ら、クリエイターとしても活動。アパレルブランドのTシャツデザインや、アイドルグループのデジタルデザイナーとして広告美術を手掛けた。グラフィックや映像、空間など横断的にデザイン制作に取り組んできた。
出身は富山県で高校までいました。幼稚園の頃からパソコンが好きで、ペイントというツールで絵を描いていました。小さい頃から紙で描くよりパソコンで描く方が好きだったんです(笑)。当時はまだデザイナーという夢は持っていなかったのですが、とにかくもの作りが大好きでした。
実は高校時代は建築学科で建築について学んでいたんですよ。そこからインテリアデザインコースに進み、インテリアデザインのコンペティションに出場したことがきっかけでデザインに興味を持ち始めるようになりました。ありがたいことにコンペティションで受賞したんです。その経験からもっとデザイン全般を学びたいと思い、東京工科大学のデザイン学部に進学しました。
大学では空間デザインからWebデザイン、映像までと横断的に学べるカリキュラムだったので、幅広くデザインに触れることができました。また、現在も活動を続けているのですがクリエイターとしての活動を始めたのもこの頃です。
海外のアパレルブランドのTシャツをデザインするコンペティションにて、一般web投票1位と審査員からの賞を獲得し、自分がデザインしたTシャツの販売が決定しました。

当時、鹿熊さんがデザインしたTシャツのイラスト画像
また、avexのアイドルを支えるクリエイターオーディションに参加して、数千人の応募者の中からデジタルデザイナーとして選ばれたこともあります。当時は多くのデザインコンペティションに精力的に参加していましたね。

分野に囚われず、興味があることに対して果敢に取り組んだことですね。私は映像に興味があったので、ミュージックビデオの撮影現場でのアルバイトにも挑戦しました。学生時代に撮影現場の雰囲気や業務内容を経験することができ、進路の方向性を見つける事ができました。
新卒としてのファーストキャリアは、映像編集を手掛けるポストプロダクションへ入りました。元々、空間デザインを学びたくて大学に進学したのですが、ミュージック・ビデオ制作のアルバイトを経験したことから、映像編集にも興味が湧いたんです。
ポストプロダクションでの業務と同時並行で、学生時代から始めたクリエイターとしての活動も続けていました。様々なことに挑戦する中で、表面的なビジュアルデザインを作成するだけでなく、Webやアプリの企画・設計に対して強い興味を持ったんです。
アプリの中でもLINEはユーザー数が多く、日常生活に溶け込んでいるサービスであるため、自分が携わったデザインが沢山の人の目に触れ、大きな影響を与えることができると思いました。
また、当時のLINEは多岐に渡って事業を展開している最中で、「LINEに入社すれば様々なデザインの経験を積むことができる」と無限の可能性と将来性を感じたことが入社の決め手です。

今まで20以上のプロジェクトに携わってきました。その中でも特に印象的なのは、2019年、2020年と2年連続でLINEの年末年始を飾るLINEスタンプキャンペーンにて、メインデザイナーとして企画設計の段階から携わったことですね。上司の方に「鹿熊さんは和風のデザインが好きだしやってみる?」とお声がけいただき、プロジェクトに参加しました。
プロジェクトの内容は、新年の挨拶のコミュニケーションツールとして、年末年始の期間限定でスタンプを販売。スタンプを購入するとおみくじが引けたり、抽選でお年玉がもらえるキャンペーンでした。
参考:https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2019/3038
プロジェクトに初めて参加した2019年は苦戦したのですが、上司や同じチームの方にも相談に乗ってもらって意見を聞いたり、企画の方や開発の方と密にやり取りをしたり、皆さんと協力しながら問題解決に励みました 。日本の約20%の方がサービス画面を閲覧してくれたというデータを知った時は非常にやりがいを感じましたね。
LINE占い、トーク占い、LINE MUSIC 、LINEヘルスケアなど沢山関わってきました。直近では、LINE主催のオンライン技術カンファレンスLINE DEVELOPER DAYのWebデザインを担当しました。

鹿熊さんが担当したLINE DEVELOPER DAYのWebデザイン
私は様々なことにチャレンジしたいので、いろんな案件に携わり続けています。ですが、人によっては一つのサービスに集中して専門性を磨きたいという方もいます。そういった働き方もLINEでは可能ですし、携わるサービスの変更を希望すれば、自分がどんなサービスに合っているのかを探究する機会を得ることができるんです。何かにチャレンジしたい時はチャレンジできる。LINEにはそういった環境が整っています。

クリエイティブセンターにはUIデザイナーの他にも、グラフィックデザイン、イラストレーション、映像制作、空間デザインなど様々な専門性を持つ、非常に優秀なクリエイター達が在籍しています。UIデザイナーは60名ほど在籍していて、ユーザーの課題解決に取り組んでいます。
UIデザイナーは、BX(ブランドエクスペリエンス)デザイナーとやりとりする機会が多く、ゴールに向かってお互いにアイデアを出し合いながら進めています。
また、LINE Plusのデザイナーともコミュニケーションを取ることができます。様々なバックグラウンドと熱い想いを持ったデザイナー達と議論を交わせることは刺激になっています。

例えば、企画メンバーから提案されたワイヤーフレームの機能が多すぎる場合、「機能を入れたい」という意見と「もっとシンプルなデザインにしたい」というデザイナーとしての考えとの折り合いを付ける時に苦労しますね。
その際は一度、UIデザイナー側で機能と操作性を考慮した構成を練り直して提案。デザインにしっかりとした意味を持たせて説明すれば企画メンバーも納得してくれます。お互いにフラットな関係性で話し合いながらプロジェクトを進めることができていますね。
やはり社会的影響力が高いサービスに関われていることですね。デザイナーとして、多くのユーザーの目に触れるサービスに携われることは本当にやりがいを感じます。

また、LINEには多種多様な事業があり、デザイナーが関わる新しいサービスが次々と展開されています。新たな挑戦には知識が必要ですし、そのサービスを深く理解しなければいけません。周りのサポートを受けながら困難を乗り越えることで、デザイナーとしての成長を実感することができています。
様々な事業部との新たなプロジェクトに携わっていく上で、デザイナーとしてのリーダーシップを発揮してプロジェクトを引っ張っていきたいです。LINEに入社して約5年間、様々なプロジェクトに関わってきました。その中でもっとデザイナーとしての意見を発信し、力を発揮することでプロジェクトを引っ張っていきたいと思うようになったんです。
もちろんUIデザインやUXデザインを個人として極めていきたいのですが、これまで培ってきた実力や経験を後輩に還元する役割、他部署との連携、グループマネジメントにも挑戦したいです。
また、今回のイベントの様にLINEのクリエイティブセンターがどのような思想でどんな仕事に取り組んでいるのかを積極的に発信していこうと思います。
参考:
・LINEクリエイティブセンター 公式 note
・LINEクリエイティブセンター 公式 Twitter
・LINEクリエイティブセンター 公式 Instagram
変化に対応できるデザイナーになりたいです。これから訪れる技術の変化、物事の変化に柔軟に対応できるデザイナー。様々なプロジェクトに挑戦してきた中で、未知の分野や新たな分野に直面することが多くあったんです。そのような経験から、新鮮な情報をキャッチアップし続けて変化に対応できるデザイナーになりたいと思うようになりました。

例えばアニメーションを画面に挿入する際に、映像編集を手掛けていた経験からアニメーターの方に対して、「こういう動きを入れた方が良いのではないか」と軽く自分でアニメーションを作成した上で提案することができています。
個人的なクリエイター活動で、普段の業務では触れることが少ない領域に触れておくことが、実際の現場でのアウトプットに繋がることは多いですね。
興味があることに対して果敢にチャレンジすることが大切だと思います。少しでも興味が湧いたら迷うことなく進んでいくべきです。
また、LINEクリエイティブセンターでは一緒に働く方を募集しています。ご応募お待ちしています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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