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「デザイン・イネーブルメント」でデザインの組織実装を目指す。LayerXだからこその挑戦

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インタビュー

2023/4/28

「デザイン・イネーブルメント」でデザインの組織実装を目指す。LayerXだからこその挑戦

「すべての経済活動を、デジタル化する。」をミッションに掲げ、ソフトウェアにより日本の生産性向上に取り組むLayerX。徹底的なユーザーファーストの文化により、ハイスピードで成長・改善を重ねる同社。直近では、新卒採用選考にChatGPT・Notion AIの活用課題を必須化するなど、常にトレンドを取り入れる姿勢も注目を集めています。そんな同社が今まさに力を入れているのが、デザイン組織づくりです。「デザイン・イネーブルメント」によりデザインの組織実装を目指す、LayerXのデザイン組織とはどのようなものなのか。CEOの福島さんと、「バクラク」のプロダクトデザイナーおよびLayerX全体のデザインマネージャーを務める野崎さんにお話を伺いました。 

福島 良典 代表取締役 CEO
東京大学大学院工学系研究科卒。大学時代の専攻はコンピュータサイエンス、機械学習。 2012年大学院在学中に株式会社Gunosyを創業、代表取締役に就任し、創業よりおよそ2年半で東証マザーズに上場。後に東証一部に市場変更。 2018年にLayerXの代表取締役CEOに就任。 2012年度IPA未踏スーパークリエータ認定。2016年Forbes Asiaよりアジアを代表する「30歳未満」に選出。2017年言語処理学会で論文賞受賞(共著)。 

野崎 駿 Product Designer / Design Manager
デザインエージェンシーでデザインから開発まで経験後、前職Goodpatchに入社。プレイヤーとしてAppやWebサービスなど複数プロダクトのUI/UXデザイン、またUIデザイナーの統括としてプロダクトのクオリティーコントロール、30人ほどのチームマネジメントなどに従事。現職では、プロダクトのUI/UXデザインからCI/VI開発、組織作りまでと横断的に携わっている。

合理と非合理を両立させるデザインチーム

──まず簡単にLayerXの概要と立ち上げの背景について教えてください。

福島さん:LayerXは「すべての経済活動を、デジタル化する。」をミッションに掲げ、 支出管理を一本化するサービス「バクラク」、三井物産らと立ち上げた「三井物産デジタル・アセットマネジメント」、パーソナルデータの利活用とプライバシー保護を両立するサービス「Anonify(アノニファイ)」の三つの事業を運営しています。

なぜ、この領域にベットするのか。まず大前提として、今の日本の課題の根幹は、人口増加社会を前提とした働き方や仕組みで成り立っていることにあると考えています。しかし、少子高齢化や労働人口の減少など、私たちが生きているのは人口減少社会です。もしこのまま既存の仕組みが続いたら、未来の日本はもっと暗くなる。そうした状況をいち早く解決するためには、労働生産性と金融生産性、そしてデータの生産性を上げる必要があります。この三つの生産性を上げるために今の事業領域に投資をしています。

──ありがとうございます。そんなLayerXのデザインチームの概要について教えてください。

 野崎さん:LayerXのデザインチームは、グループ会社である三井デジタル・アセットマネジメントと合わせた体制で構成されています。プロダクトデザイン、ブランドデザイン、マーケティング活動に資するデザインの大きく三つがあり、さらにLayerX全体にデザイナー的視点をインストールする「デザイン・イネーブルメント」という役割を担っています。営業組織を仕組みとテクノロジーで底上げをする「セールス・イネーブルメント」という概念がありますが、それのデザイン版のようなものです。 

また、デザインチームでは独自のミッションとバリューを定義しています。

LayerXのデザインチーム全体のミッションとして掲げているのが「+wow(プラスワオ)」顧客の求める合理的な当たり前の品質を高めるだけでなく、ユーザーの心の琴線に触れるものをつくろうという思いをこめています。 

バリューは四つあり、なかでも自分が思い入れが強いのは「愛」です。

デザイナーはデザイン自体を愛すること、また、ユーザーに共感されファンでいてもらえるような、デザインを作り続けることが大切だと思っているからです。

デザインで、会社が化けるポテンシャルを感じた。

──現在はマネージャーとして働かれているということですが、野崎さんのこれまでの経歴について教えてください。

野崎さん:学生のころから自分がつくったもので、誰かが喜んでくれるのが好きなタイプで、いいものづくりができる環境を就職先として選んできました。 

三社目のグッドパッチには8年ほど在籍していました。はじめはUIデザイナーとして現場で手を動かしていましたが、途中からはマネージャーとして組織作りに取り組んでいました。

マネージャー側をやることを決意したのは、自分の目的である「とにかくよいものを作り、ユーザーに喜んでもらう」を、チームの最大出力をあげることで達成しやすくなるなと思ったからです。

またマネージャーとして大切にしていたのは、常に事業のフェーズや環境、どのようなメンバーがいるのかなどによってマネジメントの型やスタイルを変化させることです。

LayerXも組織の成長と共に、これから色んな変化が起きていくとは思いますが、組織の些細な変化を見逃さずにリーダーシップをとっていきたいと思っています。

──そうした経験を積んだ後に、LayerXに転職された理由を教えてください。

野崎さん:LayerXに入社を決めたのは、三つ理由があります。

一つ目は、これまでと同じく、ものづくりにこだわれる会社であると思えたこと。入社する前に現場のエンジニアの方とも面談する機会があったのですが、今つくっているサービスの機能についてとても楽しそうに話してくれたんです。ものづくりを楽しめる・熱量がある人がいる環境は、いいものづくりをする上で欠かせないと思っていて、それを肌で感じました。

他にも、役員陣との面談の中でも、良いユーザー体験や良いUIをつくるにはどうしたら良いかと聞かれたことも大きかったですね。役員クラスでプロダクトのことを聞いてくる面談をあまり経験したことがなかったので、ものづくりに対して本気なんだなと思いました。

二つ目は、自分の抱える社会に対する課題とのマッチングです。前職で様々なクライアントワークに従事する中、デザインの力で会社のポテンシャルを引き出すことで、会社の提供価値が何倍にもなる瞬間を何度も見てきました。だから、次に入る会社は、自分がこうなったほうが良いなと思う社会と同じ方向を目指す会社が良いと思っていました。

最初にLayerXの創業背景が語られましたが、自分も日々生活する中で、労働生産性や人口減少など、日本の未来に対する漠然とした不安を感じていました。日本は元々ものづくり大国だったし、まだまだポテンシャルがあるはず。「すべての経済活動を、デジタル化する。」というミッションが達成されれば、今の状況の改善につながるのではないかと思えました。

三つ目は、創業して5年目にも関わらず、カルチャーがしっかり定着していたこと。LayerXには「羅針盤」というLayerXの価値観や行動指針をまとめたカルチャーブックがあるのですが、そういうものがあっても会社の文化って簡単に根付くものではないと思うんです。

でも、LayerXは社員が行動レベルで会社の文化を体現している。それはメンバーが会社のミッションや行動指針に共感しているからだと思っていて、そうしたところにも惹かれました。 

全員がユーザー・ファースト。一体感のあるカルチャー。

──先ほど、LayerXにはカルチャーがしっかりと浸透している、というお話がありましたが、LayerXらしい人、デザイナーを定義すると、どんな人でしょうか。

野崎さん:二つあると思っています。一つは、デザインはあくまで手段の一つと捉え、デザイナーの肩書きにとらわれない人。例えば、LayerXには、Webのフロントエンドもかけるデザイナーや、マーケの企画からクリエイティブまで一貫して実現できるコミュニケーションデザイナーなどがいます。

良いデザインって、点だけで考えるのではなく、お客様へ届ける一連の体験を線で一貫して考えることが大事だと思うんです。そのためには、自分の領域を狭めてはいけないと思っていますし、LayerXのメンバーは、それを意識しているが故に、自然とデザイナーという肩書きを越境して、スキルを身につけていくのかなと思っています。

もう一つは、当事者意識が高い人。羅針盤にも「NoじゃなきゃGo」という行動指針がありますが、誰かの意思決定を待つのではなく、どんどんボトムアップで進めていく姿勢はLayerXらしいかもしれないです。

──福島さんはいかがでしょうか。 

福島さん:徹底的にユーザーファーストである、じゃないでしょうか。みんな、ユーザーからの一次情報をとても大事にするんです。例えば、顧客のフィードバックや実際の商談録画はみんな定期的に見返しています。

みんな、お金を稼ぐこと以上に、お客さんに喜んで欲しいという思いが強いんですよね。「本当に便利です」とか、「ありがとう」と言われることが好きな人は、LayerXらしいのかもしれません。

──らしさを保つためには、採用活動も大事な要素かと思いますが、面接で大事にしていることなどあるのでしょうか。 

福島さん:これは持論ですが、人の価値観って、行動の積み重ねで形成されると思っているんです。例えば、地球を綺麗にしようと思ってゴミを拾うわけじゃなく、ゴミを拾うから地球を綺麗にしようという意識がつくられるというように。

ですので、面接では過去の行動を聞きます。例えば、仲間が困っている時のフィードバックの行動や、目標に対して未達の時の行動などです。そうした行動を聞いて、LayerXが大事にしている価値観に近いかどうかを判断しています。

また、ベクトルが自分に向いているのか、社会に向いているのかも面接では気にしているポイントです。極端な話、「あまりキャリアについては考えてこなかったけど、自分の持っているスキルを社会のために活かしたいと思ってがむしゃらにやってきた結果、今に至ります」というような人がLayerXっぽいのかもしれません。

次のフェーズはデザインを組織実装し、成長をドライブすることが重要

──今後、デザイン組織に期待することについて教えてください。

福島さん:最初に野崎さんも言っていましたが、メンバー全員が、デザイン的な視点から物事を捉えられるようになる仕組みや体制づくりですね。

私達はこれまでユーザー・ファーストの姿勢で、ユーザーの声を聞きながら高速なプロダクト開発に取り組んできました。これからもその姿勢を変えることはないですが、組織が大きくなってくると、だんだんプロダクトとしてのデザインやブランド体験の統一感が薄くなってくる可能性があります。

そういった可能性を最小限にしつつ、開発のスピードは下げずに、一定以上のデザインや体験のクオリティが常に保てるようにしたい。速さと質の高さを両立するのは、とても難しいことです。だからこそ、LayerXのデザインチームには実現してほしいと思っています。

──野崎さんはいかがでしょうか。

野崎さん:高速に機能をリリースして、ユーザーに価値があるかを判断してもらう開発文化はこれからも大事にしていきたいです。デザインの組織実装が社内に広がっていくことで、それと同じくらい、「バクラク」シリーズを通してプロダクトを触った時にワクワクできるか、つまり感情的に使いたいと思うかを担保できるかも大事にしたいと思っています。プロダクトを使っていただくにあたって、デザイン面でのファースインプレッションや、ブランド面での共感性は差別化の要素になると思っています。機能的に使いやすいことはもちろん、情緒的にも使いたくなるプロダクトづくりに貢献できるようなデザイン組織にしていきたいです。

──最後に、読者の皆さんに向けてメッセージをお願いします。 

野崎さん:LayerXのデザイン組織はまだまだこれからのフェーズです。組織のデザイン課題を解いたり、デザイン文化の醸成をリーダーシップを持って実現したい方がいらっしゃったら、ぜひ一緒に働きましょう。

福島さんLayerXは本当にプロダクト愛と誇りに溢れた会社です。向き合っている課題の深さや難しさとは裏腹に、みんなワイワイと賑やかに働いています。

これからのバクラクは、今までITになかなか触れてこなかったような方もお客さんになってくるフェーズです。そういう方々にプロダクトの価値を届ける上で、デザインの力は不可欠です。

LayerXはなんでもチャレンジして良い会社なので、興味のある方は、ぜひそのスキルをLayerXで活かしてください。一緒に良い未来をつくっていきましょう。

 

 

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この記事を書いた人

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