中途・新卒デザイナー採用ならReDesigner

>

ReDesigner Magazine

>

データドリブンで未来の働き方をより良くする。デジタル×リアルをデザインするイトーキの挑戦

https://redesigner.jp/

Sponsored

インタビュー

2024/7/4

データドリブンで未来の働き方をより良くする。デジタル×リアルをデザインするイトーキの挑戦

「明日の『働く』を、デザインする。」をミッションに掲げ、時代に即したオフィスのあり方を提案する、株式会社イトーキ。

1890年に家具メーカーとして創業して以来、多種多様な家具にとどまらず、オフィス空間や働く環境のデザインも手掛けています。2022年には、日本オラクルで副社長を務めていた湊宏司氏が社長に就任。データやテクノロジーを取り入れたオフィス空間のDXビジネスも加速しています。

今回は、UX/UIデザイナーの採用に力を入れている同社に、イトーキで働く面白さや、UX/UIデザイナーとして得られる経験について伺いました。

藤田浩彰(Fujita Hiroaki) | 株式会社イトーキ ソリューション開発統括部ビジネス開発部 部長

2003年に新卒で株式会社イトーキに入社。空間デザイナー、プロジェクトマネジメント業務、マーケティング、ABWコンサルティングサービス事業の立ち上げなどを経験。現在は、ソリューション開発統括部ビジネス開発部の部長を務めている。

大高万奈(Ohtaka Mana) | 株式会社イトーキ ソリューション開発統括部ビジネス開発部 UX/UIデザイナー

2019年に新卒で株式会社イトーキに入社し、企業との協業や共同研究を行う「先端研究所」に所属。現在は、ソリューション開発統括部にて、デザイン業務を担当している。

神田和花(Kanda Waka) | 株式会社イトーキ ソリューション開発統括部ビジネス開発部 UX/UIデザイナー

前職では、システムエンジニアとして、スマホアプリやWebのシステム開発に従事。働く体験をより良くする仕組みづくりに関わりたいと思い、2023年11月にデザイナーとして株式会社イトーキに入社。

オフィス空間の設計から運用まで、体験をデザイン

──まずは、みなさんのご経歴について教えてください。

藤田さん:新卒でイトーキに入社し、オフィス空間に必要な機能設計や意匠デザインを担当するオフィス空間デザイナーとしてキャリアをスタートしました。その後、オフィス空間の要件定義からデザイン、設計までを担うプロジェクトマネジメント業務に従事。オフィス空間の戦略策定を担うコンサルティング業務を経て、国内マーケットの営業戦略やマーケティングを担当しました。

その後は、仕事内容に応じて働く場所を選ぶ「ABW(Activity Based Working)」というワークスタイルメソッドを用いたサービスの開発を企画したり、イトーキの本社オフィス「ITOKI TOKYO XORK」の立ち上げにあたってプロジェクトリーダーを務めたりもしました。現在は、IoTやAIなどのデジタル技術を活用した新しいデータソリューションに関わるソリューション開発統括部ビジネス開発部のマネジメントをしています。

大高さん:大学では、デザイン工学部にてプロダクトを専攻し、デザインからマーケティングまで体系的にプロダクトを設計していました。当時のイトーキでは、オフィス家具とICTを掛け合わせた研究をする「先端研究所」があり、その活動にフィットするのではないかと思い、入社を決めました。

所属した先端技術研究所では、未来の働き方を研究し、企業との協業や共同研究を実施していました。その後、ソリューション開発統括部にて、デザイン業務を担当。直近では、オフィスデータ分析サービス「Data Trekking」のBIツールのUI設計やサービス企画、AIを用いたオフィスプランニング用のアプリケーションのUX/UIを担当しています。技術面は、燈株式会社のエンジニアの方にお願いしています。AI開発の最先端を行く燈株式会社との共同開発を通じて、日本の昔ながらの製造業が今大きく変わろうとしていることを肌で感じています。

神田さん:「顧客体験をデザインできるエンジニアになる」ことを掲げ、前職ではシステムエンジニアとしてスマホアプリやWebのシステム開発に従事。要件定義から保守運用まで一通り経験しました。

イトーキに興味を持ったきっかけは、従業員の働く体験をデザインすることに携われると思ったからです。前職でシステム開発に携わる中で、各業界が抱える課題の多くは仕組みが原因となっていることが多いと痛感していました。働く仕組みそのものを良くすることに関わりたいと思う中で、イトーキが掲げる「明日の働くをデザインする」というミッションステートメントに惹かれ、入社を決めました

現在は、大高さんと同じく「Data Trekking」に参画している他、“働く”をサポートするための新たなプロダクトの企画開発に携わっています。

──ソリューション開発統括部の立ち位置を教えてください。

藤田さん:イトーキの中期経営計画では7つの成長戦略を描いており、その一つである「02 オフィス家具のIoT化と空間センシングにより、データドリブンで、最適な働き方・オフィス空間を提供するサービスを開発する」をソリューション開発統括部が担っています。既存事業にリンクしつつ、新規のビジネス領域を開発しているので、イトーキのビジネスの中核を担っているイメージです。

これまでは、オフィスを完成させてお客様に引き渡したらそこでプロジェクトは完了でしたが、ビジネスの環境変化が激しい昨今では、オフィス完成後の運用についても期待されているお客様は少なくありません。作って終わりではなくて、「作ってからが始まり」といった、オフィスのカスタマーサクセスを担っていくことも我々の部署の役割だと思っています。

──ソリューション開発統括部が掲げている目標値はあるのでしょうか?

藤田さん:少なくとも3年後には、30億円規模のビジネスへとスケールしていきたいです。ストレッチした目標を掲げているものの、顧客が求めている真のニーズを捉えれば、達成可能だと思っています。

データドリブンで、働きやすいオフィスをつくる

──イトーキがデータやテクノロジーを活用し始めた経緯を教えてください。

藤田さん:世の中では様々な領域でデータ活用が進んでいるものの、オフィス空間の計画や設計は未だにデザイナーのセンスに頼っている状況でした。科学的なアプローチを通して生産性の高いオフィスを作りあげる必要がある、と以前から課題として認識していました。

2022年3月には、日本オラクル出身の湊がイトーキの社長に就任。データやテクノロジー活用の流れが一気に加速しました。当時の私たちは、データを何らかの形でアプリケーション化しなければビジネスにならないと思っていたのですが、データがたくさんあること自体に価値があるという湊社長の話を受け、意識が変わりました。

──データを活用したオフィス運用サポートとして展開されている3つのソリューションについて教えてください。

藤田さん:一つは、IoTセンサーを活用し、ワーカーの働き方を見える化する「Workers Trailです。リモートワークやフリーアドレスオフィスを導入したい方、されている方をサポートするツールで、パソコンやスマホからワーカーの居場所を確認したり、外出先や自宅からオフィスの座席を予約したりとオフィスを使いやすくするための様々なアプリケーションが備わっています。

2つ目のPerformance Trail」は、個人や組織のパフォーマンス向上に向けた課題を発見するためのクラウド型アンケートサービスです。アンケートに答えると、人間関係やメンタルなど個人や組織のコンディションがスコアリングされます。定期的に実施することで、社内の変化を客観的に把握できるようになります。

3つ目は、オフィスデータ分析サービス「Data Trekkingです。「Workers Trail」と「Performance Trail」で収集したデータをイトーキ独自のプラットフォームに蓄積し、それらをもとに働き方やオフィス環境のコンサルティングを行います。

──普段どんな方と一緒に仕事をしているのでしょうか?

大高さん:デジタル領域の先端を行く方々と協業することも多く、社外のエンジニアと一緒に仕事をする機会が多いです。アプリケーションを作る上でも、私の方でUIを設計して、それを実装してもらうみたいなやり取りが多いですね。

社内であれば、基本的に企画を担当しているメンバーの他、ときどき社内のエンジニア1、2名と関わることがあります。

「オフィス空間のDXソリューション」という市場形成へ

──ソリューション開発統括部で働く中で、デザイナーとして大変だと感じることを教えてください。

大高さん:私がソリューション開発統括部に所属した頃は、UX/UIデザイナーが私だけで「デザイン思考」という考え方が社内で認知されていませんでした。「とりあえずUIを作って欲しい」といったざっくりとしたオーダーが多く、デザインに必要な考え方を理解してもらうのが大変でしたね。最近では、デザインの重要性や考え方を理解してくださっている方が多く、仕事がしやすくなりました。

神田さん:これまで従事していたシステム開発の仕事は、ある意味プロセスがしっかりあったので、体系立っていない企画の進め方などに迷う部分がありました。確立されたプロセスを活用しながら、ソリューション開発統括部としてのデザインプロセスを構築することは苦労も多いですが、様々な仮説検証を繰り返す過程はとても面白いです。

──イトーキで働く面白さはどこにあるのでしょうか?

大高さん:良い意味で決まったプロセスがないので、自分たちで組織を構築したり、業務を工夫したりできることが一番の面白さです。決まってないことが多いからこそ、自分で決められることが多いんです。

また、デジタルだけでなく、プロダクトや空間などのリアルとの融合を考えながらデザインできることも醍醐味だと思います。

神田さん:デザイナーとしての自由度が高いことです。抽象度の高い仕事だからこそ、課題の本質に向き合えて、納得感をもって仕事に取り組めます。そこが難しさでありながら、面白さでもあります。イトーキの独自性や優位性を再認識しながら、企画戦略から表層まで一気通貫で携われることは、すごく楽しいです。

──ソリューション開発統括部としての、今後の展望を教えてください。

藤田さん:データを活用してオフィスのあり方を見直す市場を形成していきたいです。現在、オフィス空間のDXソリューションを多くのお客様にご紹介しておりますが、あらためてデータ活用に対するニーズの大きさに気づく機会が多いのですが、この領域に取り組んでいるのは現状イトーキだけだと思います。より多くの事業者が参入しなければ、ビジネスとして持続させることは難しいものです。

オフィスは1900年代から登場し、コンピューターの登場、コロナ禍など様々な時代の変遷を経て、アップデートされてきました。今度は、データを活用したオフィスへとアップデートしていきたい。それが、結果的に社会貢献につながるのではないかと思います。

オフィス空間の戦略から設計まで「働く体験」をデザインしたい人、募集中!

──イトーキには、どのようなデザイナーがいらっしゃるのでしょうか?

藤田さん:空間デザイナーが約150人、家具などのハードウェアをデザインするプロダクトデザイナーが約30人、新規事業のデザインを担当しているUX/UIデザイナーが2人です。今後は、さらにUX/UIデザイナーの採用に力を入れていきたいです。

──これから、どんなデザインチームを目指していきたいですか?

大高さん:最終的な意思決定権まで担えるチームです。デザインに対する重要性は社内でも理解は進んでいますが、企画メンバーが意思決定をリードしているような状況です。ユーザビリティを重視したデザイナーの視点をきちんと取り入れた上で、意志決定ができる組織体制を整えていきたいです。

神田さん:イトーキがデザインに力を入れていることを、一緒に働いているメンバーはもちろん、社外に対してもしっかり伝えていきたいです。そして、イトーキのデザイン文化を多様化させ、芯のあるデザインを大事にしていきたいです。

藤田さん:新規事業の企画からPoC、商品開発、マーケティング、アライアンスまでUX/UIデザイナーが伴走できるようにしていきたいです。どんなにすごいアプリケーションを開発したとしても、良いデザインでなければ、見向きもされないですよね。価値を生み出すのは、デザイナーの仕事です。そのために、一緒に働くデザイナーの数も増やしていきたいです。

──どんなデザイナーがイトーキのカルチャーにフィットしそうですか?

藤田さん:分業化されたデザイン業務に携わりたい方よりも、いろんな領域や職種の方と関わり合いながら仕事をする環境を楽しめる方がフィットすると思います。イトーキでは、社外の方と協業するケースが多々あり、それを楽しめる方が向いていると思います。特に、AIの研究者やスタートアップなどデジタル領域の先端を行く方々と協業する機会が多いです。

イトーキという日本の昔ながらの製造業の企業が変わる瞬間に携われることもメリットかもしれません。

大高さん:デザイナーでありながらも、デザイン業務にとどまらず、なんでもチャレンジしたいと思える方が向いていると思います。協調性もあると、組織として上手くいくのではないでしょうか。

神田さん:テーマの本質に向き合い、その意義や意図を深く理解しながらデザインしたいと考える方にとっては、とても適した環境だと思います。

デザイナーとしての面白さは、戦略から携われること。実際に働いてみると、自分では想像していなかった形で今までのスキルが活かせることが多くありました。

──最後に、デザイナーお二方の今後の展望を教えてください。

神田さん:「デザイナー」という枠組みにとらわれず、「働く」という素晴らしい体験をとことんデザインできるようになりたいです。

大高さん:企画からデザイン、マーケティングまで幅広く携わっている経験を活かし、新しいデザイナーのポジションを築いていきたいです。

編集部より

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

ReDesignerに興味を持ってくださった方へ
ReDesignerはデザインの力を信じる全ての人の、キャリアの相談場所です。現在転職を検討されている方はもちろん、まだビジョンを明確に描けていないという方まで幅広くご相談を受け付けています。
お待ちしております!
◆ReDesignerへのご登録はこちら

最新の求人情報やイベント情報などは公式X(旧:Twitter)アカウントで随時更新中!
公式X

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

この記事を書いた人

大畑 朋子

1999年生まれ、神奈川県出身。フリーランスライターとして、ベンチャー・スタートアップのイベントレポート、プレスリリース、コラム記事の作成など広報の一部を担う。興味・関心はビジネス、AI、お茶など。

お気軽にご質問・ご相談ください

assignment

デザイナー募集を探す

一覧を見る

keyboard_arrow_right
email

メルマガ登録はこちら