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医療の中心をDXし、笑顔を守り続けられる未来をつくる。“デザインの拡張“で社会課題に挑むヘンリーの面白さ

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インタビュー

2024/5/27

医療の中心をDXし、笑顔を守り続けられる未来をつくる。“デザインの拡張“で社会課題に挑むヘンリーの面白さ

私たちの生活において、欠かせない存在である医療。しかしながら、法律による規制や、医療業務の複雑性・専門性の高さから、医療業界の業務改善には多くの余地が残されています。

株式会社ヘンリーは「社会課題を解決し続け、より良いセカイを創る」ことを目的に、中小病院向けレセプト一体型電子カルテ「Henry」を提供しています。使いやすさにこだわったプロダクト作りを大切にしており、その主軸を担っているのがデザインです。

本記事では、CEOの逆瀬川さん、ヘンリーのデザイン顧問を務める青山さんに、ヘンリーがデザインに力を入れる理由や、実現したい社会について伺いました。

逆瀬川 光人(Akito Sakasegawa)|株式会社ヘンリー 共同創業者・CEO

新卒で楽天グループ株式会社に入社し、5年間UI/UX、PMなどを担当。その後ウォンテッドリー株式会社に転職し、新規事業室長を務める。

2018年、大学の友人である林とともに株式会社ヘンリーを創業。

青山 直樹(Naoki Aoyama)|株式会社ヘンリー デザイン顧問
新卒で富士通株式会社に入社し、モバイル製品UIのデザインを担当。その後、ウォンテッドリー株式会社にて、プロダクトデザインとともに企業内デザインの価値向上を目指し、CDOを務める。独立後、デザイン顧問として株式会社ヘンリーに参画。

みんなが笑顔で暮らせるように“医療DX”に挑む

──ヘンリーを起業した経緯を教えてください。

逆瀬川:楽天で働いていた時、プラットフォームが社会に与えるインパクトの大きさを実感し、いつか自分も起業したいと思うようになりました。その当時の上司を含め、周りにいたメンターが全員起業したことも影響しました。

私は学生の頃にフェアトレードを推進するサークルを運営しており、国際協力や社会課題への興味が高かったこともあり、はじめは寄付関連のプラットフォームを立ち上げようと考えていましたが、ビジネスとして成立させるのにハードルが高いと感じたんです。そこで、顧客に価値を提供しながら、対価を受け取れる領域を探し、医療業界に着目しました。

──学生の頃から国際協力や社会課題に興味を持たれていたのですね。

逆瀬川:はい。子どもの頃に両親が離婚し、急に貧しい生活を送ることになってしまったんです。それでも資金面で苦労することなく大学に行けたのは、社会福祉制度やNPOによる出資など協力があったからでした。今の自分があるのは、皆さんのおかげです。そのため、何かしらの形で恩返しをしたいと思い、国際協力や社会課題に興味を持っていました。

──医療業界の中でも、なぜ「電子カルテ」に着目したのでしょうか?

逆瀬川:ユーザーインタビューを実施した結果、既存の電子カルテは、導入コストが大きな負担となっていたり、システムの構造が複雑だったりと、不満を抱えている人が多いことが分かりました。そのため、電子カルテの普及率も低くなっています。

「電子カルテ」という領域で、より良いプロダクトを作れば大きな社会インパクトを与えられるのではないかと考え、参入を決めました。

──ヘンリーが解決したい、医療業界が抱えている課題を教えてください。

逆瀬川:将来、医療費の増加や労働人口の減少により、医療崩壊が起こる可能性があります。怪我をしても病院に行けない状況や、最悪の場合、命に関わる事態にもなりかねません。現在は、近くに病院があって、何かあった際に利用できる医療保険制度も整っていますよね。そんな適切に医療を受診できる環境を、今後もあたりまえに続くように維持していきたいです。

医療費の半分以上は、人件費です。医療現場の生産性を向上させ、労働人口が減っても病院を運営できる体制を整えることが、医療費の削減につながるのではないかと考えています。

また現状においても、日本の医療レベルは高水準です。そこにDXが加われば、生産性がさらに向上し、時間にも余白が生まれます。これにより、より患者さんに寄り添うことができ、日本全体の地域健康を良くすることにも貢献できるのではないでしょうか。

最終的には、みんなが笑顔で暮らせる社会を実現したいと思います。

医療DXの一翼を担う、レセプト一体型電子カルテ「Henry」

──ヘンリーが手掛けるプロダクトについて教えてください。

逆瀬川:中小病院向けレセプト一体型電子カルテ「Henry」を手掛けています。

日本には保険制度があり、医療機関や薬局が提供する医療サービスに対して、「診療報酬制度」が適用されます。この制度では、医療行為ごとに点数が設定されており、電子カルテはこれらの医療行為を記録し、国に請求するデータを作成します。

大規模な病院では、オンプレミス型※の電子カルテや診療報酬明細書を作成するコンピューターシステム「レセコン」を導入しているケースが一般的ですが、中小病院ではまだ紙ベースのオペレーションが多くみられます。実際、中小病院での電子カルテの普及率は約50%程度にとどまっています。

※自社で管理するシステム運用形態のこと。

──他社の電子カルテと比べて、「Henry」の特長は何ですか?

逆瀬川:「Henry」は、レセコンを自社で開発し、電子カルテとシームレスに連携しています。特徴は、外来だけでなく、入院にも対応していること。外来であれば、医療事務と医者しか電子カルテを利用しませんが、入院となると看護師や栄養士、薬剤師など複数の関係者が関わり、かつ時間軸も24時間あるいは数日、数週間と長くなります。

当然、電子カルテの管理も大変になるのですが、私たちはその複雑性を理解した上でシンプルな機能を設計し、患者さんの入院から退院までの流れを全てカバーしています。

導入コストは、オンプレミス型電子カルテの半額程度に抑えており、数年後には1,200以上の病院に「Henry」を導入し、業界ナンバー1を目指します。

──逆瀬川さんは「Henry」を通して、どのように医療業界に貢献したいと考えているのでしょうか?

逆瀬川:本来、病院は医療制度に合わせて、医療提供を変化させる必要がありますが、高齢者の増加による医療需要の高まりで、目の前の業務で手一杯になっているケースは少なくありません。医療制度の変化に対応し、日々システムも進化する「Henry」を導入することで、日常業務をサポートし、人口減少や医療経営の変化に耐えられる仕組みを作っていきたいです。

──「Henry」の開発におけるハードルは何ですか? 

逆瀬川:法制度に基づいて病院内の働き方も制約を受けているため、既存の医療システムのみならず、日々の業務も複雑化していることがあります。それらの課題を一つひとつ解いて、シンプルに整理していくことが難しいポイントだと感じています。

──デザイナーの方々は、現在どのように関わっているのでしょうか?

逆瀬川:デザイナーは顧問の青山さんと、デザイン会社の株式会社ルートさんにも参画していただき、プロダクトチームと連携しながらデザイン業務を行っています。

青山:「Henry」はプロダクトとして形になったばかりなので、今後は勝てるUXをデザインし、プロダクトをさらに磨き込むフェーズに入ります。

複雑かつ身近な課題だからこそ、熱量をもって取り組める

──青山さんがヘンリーに参画した経緯を教えてください。

青山:前職で、逆瀬川さんと一緒にプロジェクトに関わっていたことがありました。逆瀬川さんと一緒に仕事をするのは楽しくて、信頼もしていたので、もし困っていることがあれば手伝いたいと思っていました。前職を退職された際にも「逆瀬川さんが何かやるなら、手伝いますよ」と声をかけました。

その後、逆瀬川さんと飲みに行った時に「手伝ってください」と声をかけられたことを機に、ヘンリーに参画することになりました。

逆瀬川:私も前職時代から、青山さんと働くのがずっと楽しかったんですよね(笑)。

──青山さんは、現在どのような業務を担当されていますか?

青山:デザイン顧問として、主に「Henry」のUXにまつわるアドバイスや提案、実装を担当しています。短期的な目線でのプロダクトデザインや改善だけではなく、中長期的な視点で、顧客の課題に対してどのような提供価値をするか、といった事業戦略に基づいたプロダクトデザインにも関わっています。

──ヘンリーで働かれてみて、苦労した点はありましたか?

青山:医療業界に関する前提知識がない状態で参画したので、医療制度の現状や、その背景にある課題などを捉えるのに苦労しました。法規制の厳しさに驚いた一方で、「Henry」を導入することで医療現場のオペレーションを改善できれば医療制度も変わるかもしれないと可能性も感じました。

その他にも、これまで医療事務を担当されている方と関わる機会もなかったため、プロダクトをデザインする上で人物像を想像しづらい部分がありました。解像度を上げるために医療機関を見学したり、ヘンリー内にいる医療事務や医療アドバイザーの方と会話する機会を設け、現在ではかなり解像度が上がってきました。

──ヘンリーで働く面白さは、どこにあると感じていますか?

青山:迫りくる深刻な課題の解決に貢献できることです。私も逆瀬川さんも子どもがいるのですが、いずれ次の世代を担う子どもたちが気軽に医療を受診できる社会ではなくなってしまうかもしれないという危機感を抱いています。ひょっとしたら人々の生存に関わる問題に発展してしまいかねません。「生き残りをかけた戦いだ」という認識で、熱意を持ってデザインできるのは、仕事の魅力の一つです。

──「ヘンリーにジョインしてよかった」と思われたエピソードを教えてください。

青山:とある緩和ケア病棟施設で「Henry」を導入いただきました。緩和ケア病棟施設には末期がんの患者さんが多くいらっしゃるため、その方々の感情に寄り添いながらケアしていくことが重要になります。以前は、紙で看護記録を取られていたのですが、「Henry」を導入後は、より効率的に詳細な情報を管理できるようになり、患者さんの気持ちを汲み取ったケアがしやすくなったそうです。業務効率だけでなく、看護師さんが目指していた「患者さんの気持ちに寄り添ったケア」が実現できたことは、私たちにとっても大きな喜びです。

“会社の枠を超えたデザイン”にチャレンジしたい人、募集中!

──経営者として逆瀬川さんがデザインに力を入れている理由を教えてください。

逆瀬川:顧客に対して、どんな価値を提供し、どのようなソリューションを提供するかを考えることは、まさにデザインそのものだと思っています。デザイナーが最も力を発揮できると思いますし、現在は青山さんがその役割を担っています。

誰もが使いやすい電子カルテを作ることで「うちも導入したい」と思ってもらえるかもしれません。その状態になれば、電子カルテの普及率の改善につながりますし、医療DXはもちろん、日本の医療制度にも貢献できると思います。

プロダクトをより良くする上でエンジニアの技術力はもちろん必要ですが、それ以上に情報設計やUIが重要になります。デザインドリブンでプロダクトのコンセプト設計から開発まで進めていきたいです。

──デザイナー組織として、今後はどのような状態を目指されているのでしょうか?

青山:まだ具体的な計画は固まっていませんが、プロダクト開発の規模拡大に合わせてデザイナーを増員し、能力を高め合えるデザイナー組織を構築していきたいです。1年半後には、社内にデザイン組織を設立し、デザイナーがモチベーションを持って働ける環境を整えたいです。将来的には、7つ程度の開発チームに拡大し、それぞれのチームにデザイナーが寄り添っている状態を目指しています。

逆瀬川:今後も新しい機能やサービスをたくさんリリースする予定です。

青山:Webプロダクトに「完成」は存在せず、常に更新していくものだと思います。私たちがどこを目指して、何をすべきかは、一緒にデザインしていくものですし、その一つひとつの取り組みが新しくて、やりがいに感じられると思います。

──これから、どんな人と一緒に働きたいですか?

青山:ヘンリーでは、「理想駆動」というバリューを掲げており、医療業界の困難に立ち向かい、諦めずに理想を追求できる方と一緒に働きたいです。現状に疑問を抱きながら、理想の姿を思い浮かべ、解決策を模索できる方が向いていると思います。

逆瀬川:デザインは、事業および会社の戦略に直結しています。理想を描き、そのスタンスを表明して、みんなで課題解決していきたいという思いを持っている方とぜひ一緒にお仕事をしたいです。

──最後に、今後の展望について教えてください。

逆瀬川:デザインする範囲をどんどん広げていきたいです。まずは病院内の業務効率化と生産性向上を目指していますが、ゆくゆくは地域コミュニティの健康管理や、医療制度そのもののデザインに取り組みたいです。

展望を実現させて行くためにも、会社の枠を超えたデザインにチャレンジしたい人、社会課題の解決を目指す人を募集しています。社会課題を解決し続け、ノーベル平和賞を受賞するくらい社会に評価される事業を一緒に作っていきましょう。

青山:事業の拡大に伴って、デザインの範囲もどんどん広がっていくと思います。プロダクトのUIをデザインするだけではなく、顧客のワークフローを一緒に考えたり、ヘンリーという会社そのもののブランディング、政府や公共施設へのアプローチを目的としたPRをしたりするなど、様々な領域でデザインの力が必要になります。ヘンリーに参画すると、デザインの幅をどんどん広げられると思います!

編集部より

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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この記事を書いた人

大畑 朋子

1999年生まれ、神奈川県出身。フリーランスライターとして、ベンチャー・スタートアップのイベントレポート、プレスリリース、コラム記事の作成など広報の一部を担う。興味・関心はビジネス、AI、お茶など。

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