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ブランディングで事業成長を後押ししたい。 ユーザベースBXデザイナーの覚悟

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インタビュー

2021/11/9

ブランディングで事業成長を後押ししたい。 ユーザベースBXデザイナーの覚悟

株式会社ユーザベース(以下、ユーザベース)は「経済情報で、世界を変える」をミッションに掲げ、経済情報プラットフォーム「SPEEDA」や経済ニュースメディア「NewsPicks」、B2B事業向け顧客戦略プラットフォーム「FORCAS」などのサービスを展開しています。

今回インタビューさせていただいたのは、FORCASのBXデザイナー三宅さんと、SPEEDAのBXデザイナー横田さん。ユーザベースのデザイン組織や理想のBXデザイナー像についてお聞きました。

三宅 佑樹(Yuki Miyake)|SaaS Design Division FORCAS Design Team BX/UIデザイナー

大学卒業後、株式会社三井住友銀行を経て桑沢デザイン研究所に入学。卒業後の2009年より自身のデザイン事務所を10年運営。企業のCIや広告の制作に多数携わる。2019年5月にユーザベースグループの株式会社FORCASに参画。FORCASのBXデザインやユーザベース B2B SaaS事業全体のデザインリサーチを担当した後、2021年4月より現職。現在はFORCAS事業全体のBXデザイン及び新規事業「FORCAS Sales」のUIデザインを担当。

横田 由理絵(Yurie Yokota)|SaaS Design Division SPEEDA Design Team BXデザイナー

大学卒業後、印刷会社、複数のデザイン会社、フリーランスで主にアパレルと企業の雑誌、広告、web、プロダクトなどのデザインディレクションを経験。その後スタートアップの不動産会社の立ち上げで企業ブランディングを行う。2019年8月にユーザベースに参画。現在SPEEDA事業のBXデザイン、開発中の新規事業においてBX/UIデザインを担当。

ユーザベースの組織環境に惹かれ、IT業界に初挑戦。

──ユーザベースに入社するまでのキャリアを教えてください。

三宅さん:大学卒業後、都市銀行に就職し、法人営業の仕事をしていました。ただ、もともとアイデアを考えたりものを作ることが好きだったので、クリエイティブな仕事がしたくなって。銀行は1年で退職して、デザインの専門学校に入りました。卒業後、志望していたデザイン会社への入社が叶わなかったことなどから、色々と考えた末に自分のデザイン事務所を立ち上げようと決めました。広告やロゴ、Webなどの制作依頼を受けてデザインする、いわゆる受託のデザイン事務所です。事務所を立ち上げて10年くらいのタイミングで、この状態だと自分の目指している事務所の形に行きつかないなと思い始めました。そんな時に知り合いでユーザベースにジョインしていた現CDOの平野に連絡してみたところ、「今デザイナーを募集しているから遊びに来ないか?」と誘われたのが入社のきっかけでした。

──三宅さんはその頃、ユーザベース以外の2社に内定していたと聞きました。ユーザベースを選んだ決め手はなんだったのですか?

三宅さん:隠し事をせず、良い部分も伸び代も正直に伝える誠実な姿勢がいいなと思いました。あとはもともと知り合いだった平野がCDOとして組織にいたことによる安心感もありましたね。

──求職者に対する誠実な姿勢に惹かれたんですね。それでは横田さんのキャリアを教えてください。

横田さん:4年制大学を卒業して就職を考えた時に、デザインの道に行きたいと思いました。その頃は、美術大学を卒業していない学生が、最初のステップとしてデザイン会社に入ることは厳しい時代でした。ただ、大学時代にデザイン会社でアルバイトをしていたこともあり、デザインツールは割と使っていました。それを活かして、最初のキャリアとして印刷会社を選び、それから徐々にデザイン会社にシフトしていきましたね。途中フリーランスとして仕事をしていたときに、会社を立ち上げようとしているクライアントからお声がけいただき、入社とともに立ち上げの際の企業ブランディングをする機会がありました。まだ新しい会社ということもあり、組織としてうまく機能していませんでした。そのときに、ブランディングも重要だけど、組織はもっと重要だって気づいたんです。

──なぜユーザベースを選んだのですか?

横田さん:ユーザベースとの出会いは、ReDesignerに紹介してもらったことがきっかけです。組織の重要性を感じていた時期でもあったので、ユーザベースの組織環境に驚きました。ユーザベースの「The 7 Values」が、まさに自分が今まで悶々と感じていたものを表現しようとしていて。自分の価値観とマッチすると感じたのが決め手でした。

デザインの力を最大限に発揮するため、変わり続けるデザイン組織

──ユーザベースのデザインチームは、どのような編成になっていますか?

三宅さん:去年からSaaS Design Divisionというデザイン組織ができました。デザイナーが一つにまとまったことは、デザイン組織の発展とかデザイナーの成長を考えると大きな出来事でしたね。それから1年間は職能別のチーム編成だったのですが、今年の4月にプロダクト別のチームに編成替えを行いました。SaaS Design DivisionにSPEEDAデザインチーム、FORCASデザインチーム、INITIALデザインチームの3つのチームがぶら下がっている状態です。各デザインチームの中に、UIデザイナーとBXデザイナーがそれぞれ所属しています。

──SaaS Design Divisionができたことや、プロダクトごとにチームを編成したことでデザイナーにはどんな恩恵がありましたか?

三宅さん:デザインシステムの構築を進めるのに役立ちましたね。デザインシステムの構築には、UIデザイナーとBXデザイナーによる共同作業が必須になります。そこで、デザイナーをUIやBXといった職能でチーム分けするのではなく、担当しているプロダクトによってチームを編成したことが活きてきました。それに、同じプロダクトに関わるUIデザイナーとBXデザイナーがコミュニケーションをとる機会が格段に増えたんですよね。プロダクト別のチームを編成したことのメリットには、デザインシステムの構築がスムーズに進むことだけでなく、異なる職能をもったデザイナー同士が情報を共有することによってプロダクトの理解が多面的に進んだということもありました。

横田さん:SaaS Design Divisionができてからは、デザイナー同士の横の繋がりができたことで、得られる知識の量が増えたのがよかったと思いますね。また、一定期間別のプロダクトのデザインを担当できるレンタル移籍制度もできました。組織が変わっていく中で、いろんな仕事を経験しながら自由なキャリアパスを描ける環境ができてきたかなと思います。

──SaaS Design Divisionのビジョンをお伺いしたいです。

三宅さん:SaaS Design Divisionのビジョンを「DESIGN FORWARD」として決めました。社内外に向けた決意表明のようなビジョンになっています。

──ビジョンを定められたのにはどういった経緯があったのでしょうか?

三宅さん:社内でDivisionごとにビジョンを定めようという動きが大きな背景としてありました。Design Divisionとしてどんなビジョンを掲げるべきか考えたとき、当時社内でデザイナーの存在感が薄いのではと感じる出来事がいくつか起こっていたこともあり、デザインやデザイナーの存在感を高め、もっとデザイナー起点でプロジェクトをドライブするような状況を作っていきたいという話になり、「DESIGN FORWARD」というビジョンが生まれました。ビジョンの制定から1年ほど経ちますが、デザイナーの存在感は着実に高まってきているように感じます。

──今、お2人がBXデザイナーとしてどのようなお仕事をされているのか教えてください。

三宅さん:ユーザベースのBXデザイナーの仕事は、ブランドの魅力を高めたりターゲットに効果的に訴求できるクリエイティブをつくることで、事業成長を後押しすることです。一番一緒に仕事をするのはマーケティングチームですね。マーケティングチームが考えた企画を元に、BXデザイナーがどのようなアウトプットができそうか考え、話し合うという流れです。他にもHRやCS、PRチームなど、社内の様々な職種と共創しながら、ブランドの見せ方を考え、アウトプットを制作していきます。

横田さん:私はSPEEDAに関わっているのですが、オンラインイベントのバナーデザインやサービスのブランディングを担当しています。最近ではデザインシステムをUIに盛り込むために、BXデザイナーがUIデザイナーの方と一緒に仕事をすることも増えてきました。このように、アウトプットの種類が多岐にわたるんですよね。BXデザイナーは大きな広告からCSチームの資料までデザインします。ブランドを浸透させるためには、細かいところまで手を伸ばしてやっていく必要があると考えているからです。

三宅さん:私はFORCASに関わっているのですが、バナーやホワイトペーパー、パンフレットといった平面のデザイン、ユーザー向けイベントのノベルティなどの立体物のデザイン、展示会ブースやイベント空間の演出といった空間のデザインなど、多様なプロジェクトを担当してきました。

──お話をお伺いしながら、SaaSプロダクトはやはり他社との差別化にもつながるブランドを確立していくことが、社内外ともに難しさを感じました。その中でブランドをつくる上でBXデザイナーはどの工程から入り込んで仕事をしていますか?

三宅さん:マーケティング施策の立案はマーケティングチームが行い、例えばホワイトペーパーやバナーをつくると決まった瞬間から、ビジュアルをほぼゼロベースで考えます。また、ビジュアルだけでなくコピーの設計に関わることも多くあります。

例えばホワイトペーパーのダウンロードに誘導するためのFacebook広告をデザインする場合、マーケティングチームが考えたコピーをデザイン案にはめ込んでみて、Facebookのフィードに流れてきた時にどう見えるかを想像するのですが、言葉のリズムや画数の多さなどが原因で見た人がそのコピーを瞬時に理解することができず、読まれずにスルーされてしまいそうだと感じた時は「ここはこういう言葉に変えたらどうか」と提案したり、ターゲットや訴求の切り口だけすり合わせておいて、デザイナー側でコピーをゼロから起案する場合もあります。

本職のマーケターではないことで客観的な目線で見られること、最終アウトプットをイメージしながら考えられること、などがデザイナーならではの強みだと思います。担当プロダクトについて深く理解し、マーケティングチームと信頼関係を作ることができれば、このように一歩踏み込んだ仕事の仕方をすることも可能です。

横田さん:FORCASもSPEEDAも入り込める工程は変わらないですね。アウトプットしたものがどのように行き渡ってたどり着いてどういう成果を出していくかって言うところが大きいので、そういった集客の成果を例えばCV率やコメントだったりとか反響だったりとかで聞けるって言うのはとてもやりがいに感じます。

──副業OKやリモート勤務などデザイナーの働きやすい環境を整えている印象を持っています。デザイナーとしてユーザベースの働く環境はどうですか?

三宅さん:高いパフォーマンスで働くことが可能な環境になっているのはありがたいですね。
ユーザベースでは、やりたいこと(Will)、やれること(Can)、やるべきこと(Must)の3つが重なっていれば、なるべく本人のWillが実現できるようにサポートしようという文化があります。つまり、どんな仕事でも責任を持って頑張る、この人ならできるだろうと周囲から認められていれば、やりたいことを後押ししてくれる環境ということです。

──環境の魅力としてCDOが在籍されている点もあるかと思います。平野さんがいることはデザイナーに対してどんな影響がありますか?

三宅さん:平野のパーソナリティでいうと、デザインがとても好きでデザインの力を信じている人です。なおかつそれを言語化することに長けていて、経営陣をはじめ社内全体に対してデザインの価値を伝えてくれています。また、CDOがいることによって、デザインを重視する会社であるという社内外に向けたメッセージにもなっていると思います。

横田さん:そうですね。経営陣と密に連携がとれる関係にある。それは上層部だけにとどまることなく、メンバー単位でのコミュニケーションを大切にするCEOの存在も大きいと思います。

ブランディングを主導できる頼もしいBXデザインチームへ

──今のSaaS Design Divisionの完成度はどのくらいですか?

横田さん:まだまだ発展途上ですよね。組織を立ち上げた段階なので、まずはみんなに知ってもらう必要があると思います。デザインチームもそうだし、サービス、事業自体ももっと知ってもらいたい。デザイナーがデザインについて発信していって、そこからサービスや事業の認知も広がっていくのが理想ですね。

三宅さん:まだ5パーセントくらいじゃないですか?笑
やれることはまだまだたくさんあると思いますね。一番に思いつくこととしては、IT企業のデザイン組織として第一想起される会社になりたいです。これは絶対にやりたい。

──5%!まだまだやりたいことも多そうですね。BXデザイナーとしてこれからやっていきたいことはありますか?

横田さん:今は、マーケティングチームが握っているブランディングの軸を、BXデザイナーがしっかりと握りたいですね。もちろん共創しながらですが、BXデザイナー同士が強く連携して、BXデザイナーがブランディングを主導していきたいです。

三宅さん:BXデザイナーをもっと注目される職種にしたいですね。自分が転職活動をしていたときに強く感じたことですが、IT業界ではUX/UIデザイナーに対してBXデザイナーの求人がものすごく少ないんですよね。IT企業だとどうしてもプロダクトに話題が集中しがちだと思うんですが、近い機能をもったサービスと差別化し、自社を選んでもらうためにもブランドのデザインはとても重要だと思います。BXデザイナーは、ブランドの魅力や信頼性を高めることで購買選好やロイヤルティにつなげ、受注や契約更新を後押しして事業の成長に寄与することができると思います。これはやりたいというかやらなければいけない使命として考えていることですね。

──SaaS Design Divisionをどんな組織にしていきたいですか?

三宅さん:優秀な才能が集まる場所にしたいというのがあります。優秀な才能が集まるために、デザイナーが色々な可能性を掴める場にできるといいなと思うんですね。デザイン組織は昨年の4月にできたばかりなのですが、この1年半くらいの間でさまざまな制度が整ってきて、デザイナーの可能性を広げられる場所になっている気がしています。私はBXデザイナーからUIデザイナーにチャレンジしていますが、他にもUIデザイナーでPdMをやっている人がいたり。こんなふうにデザイナーがジャンルを超えたり、デザインの枠からはみ出したりできるのはユーザベースの魅力だと思います。

──どんな人にユーザベースにきて欲しいですか?

横田さん:IT業界とは無縁だからと敬遠せずに、いろんな人に挑戦して欲しいですね。グラフィックデザイナーはたくさんいてよく知られているのに、BXデザイナーは認知度があまり高くないと思います。IT業界となると、さらに踏みとどまってしまうように思います。IT業界初挑戦の方にも門は開かれているので、いろんな人にチャレンジしてみて欲しいです。

三宅さん:2つあるかなと思います。まず、造形の技術力を一定持っている方。これにプラスして、論理的思考力がある方に来ていただけると非常に嬉しいなと。論理的思考力がある方は、デザインの価値を言葉で説明することによって、社内外にデザインの力を伝えていくことができると思います。それに、どういう意図でデザインしたのかを説明したり、マーケティングチームからの提案に対して「もっとこうしたほうが効果的ではないですか?」などとディスカッションできると仕事が楽しくなると思っています。ただ綺麗なものが作れるだけではなく、論理的思考力を持って自分のデザインを組み立てコミュニケーションを設計できる方がブランドを育てる仕事に向いていると思います。

最後に

──キャリアに悩まれているデザイナーにアドバイスをお願いします。

横田さん:環境をいかに自分にとって居心地のいい場所にするかが大事だと思うんですよね。会社のミッションに共感できることや、働くことが自己成長につながることが重要だと思います。また、信頼のおける代表であることがキャリアを考える上で大切にしてほしいポイントです。自己成長につながる会社で働くと、やりがいも感じられると思います。

三宅さん:デザインの力を信じている会社・環境で働くことはデザイナーにとって幸せだと思います。ここを重視して働く環境を選ぶといいんじゃないかなと思います。事業会社でインハウスデザイナーとして働くことにはクライアントワークとは違う楽しさがあります。クライアントワークをやっていた人は、もう少し長期間に渡ってブランドを育ててみたいという想いもあると思うんですよね。一つのプロダクトのことを毎日考えて周りの人と一緒にブランドを成長させていく過程を体験したい方は、ぜひインハウスで働く道も検討されてみるとよいのではと思います。

編集部より

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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この記事を書いた人

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