デザイナーという枠に囚われない 越境するプロダクトデザイナーがReDesignerにかける想い
FacebookでシェアTwitterでツイートはてなブックマークに登録URLをコピー

コピーしました!

インタビュー

デザイナーという枠に囚われない 越境するプロダクトデザイナーがReDesignerにかける想い

URLコピー

URLコピー

コピーしました!

この記事は、ReDesignerがどのようなチームによって運営されているのか、より多くのデザイナーの方々に身近に感じていただけるように、ReDesignerに携わるメンバーをご紹介していくインタビューシリーズです。

前回は、キャリアデザイナーである宮本のインタビューをお届けしました。こちらもぜひご覧ください。 「一生のキャリアパートナー」でありたい。ReDesigner 宮本が目指す本質的なキャリア支援とは

今回は、ReDesignerというプロダクトデザイン全般を行うデザイナーの小松についてご紹介します。領域にとらわれずReDesignerを前進し続けている彼の、デザイナーとしてのキャリアやジョインしたきっかけ、ReDesignerにどんな想いを持っているのかについてお話を聞きました。

小松 健太

スタートアップ、ベンチャー、デザイン会社でUI/UXデザインやマネジメント、採用を経験したのち、Goodpatchにジョイン。2018年5月よりリリースされたデザイナー向けキャリア支援サービス「ReDesigner」および、デザイナーを目指す学生向け就活支援プラットフォーム「ReDesigner for Student」のプロダクトデザイン全般を担当。

新卒で学んだ、デザイナーでも事業目線で考える重要性

ーーデザインと出会ったのはいつでしたか。

小中と地元の学校に通い、ただ学校が家から近いという理由で高校と大学を決めましたが、いざ就職活動をはじめて合同企業説明に行ってみると「サラリーマンとして働いている自分」が想像できませんでした。そのタイミングで自分がやりたいことに向き合い、父がデザインを仕事にしていたことを思い出しました。

父は、婦人、紳士のバッグやアクセサリー・ベルト・靴・シューズ・雑貨関連の企画デザインをしている会社を経営していたので、子供の頃は日常的にファッションやインテリア、その他小物などのデザインについて教えてもらいました。また、いま何が流行っているのか、この先どういうものが流行りそうなどと流行について聞くことが多く、いつも新鮮な気持ちで話を聞いていたのを覚えています。そんなデザインを仕事にできたら面白いだろうなと思うようになり、私立大学に通いながらデザインを勉強できる環境を探し始めました。

そこでたまたまデジハリを見つけ、「これからはWebの時代がくる」と言われた言葉を信じ、Webデザインコースに進みました。当時はUIやUXという言葉もまだ周りになく、PhotoshopやIllustratorはもちろん、Flashやテーブルコーディング、HTML、CSSなど当時の基本スキルをひと通り、学んでいました。

ただデザイナー就活を始めたのは遅かったので、結構苦労しました。大学4年の1月頃まで就職先が決まっていませんでした。しかも、当時は新卒でデザイナーを採用している会社はほとんどなく、デザイナーは中途採用のみ。その中で1社、中途のデザイナー求人に「初心者OK」のラベルが付いている会社を見つけました。新卒は募集していませんでしたが、求人に掲載されていた事業やメッセージに惹かれ、「初心者なら、中途でも新卒でも変わらないだろう」と思って応募したら、新卒の僕をデザイナーとして採用してくれました。それがデザイナーキャリアのはじまりです。

ーー新卒ではどのようなことをされましたか?

新卒では「ずっと使い続けられる商品や事業で世の中をいっぱいにする」というコンセプトに惹かれ、ZUTTOという会社に入社しました。入社してからは、自社事業の運営とクライアントワークの2軸で、主にデザイン、コーディング、ディレクションなどを担当させていただきました。

当時印象に残っているのが、評価の指標に売上や粗利目標が置かれていたことです。自分のアクションで売上をあげる方法を考えなくてはいけませんでした。僕自身はデザイナーですが、クリエイティブだけ作っていても売上にどうつながったのかは証明しづらい。なので、売上を上げるために何ができるのかを考えてアクションを起こしていました。

たとえば、データを見て、改善施策を練って離脱率を改善したり、流入経路からキーワードを洗い出してSEO改善をしてみたり、提案営業やリスティングの広告運用など、数値として証明できそうなことは何でもやってみました。

ZUTTOで5年ほど働いて、仕事に対する考え方について大きく影響を受けました。特に上司の言葉で響いたのは、「ただ給料をもらうのではなく、自主的に働く意識を持って仕事に取り組み、お客さまの役に立てるかを考え、会社である以上は利益を出さないと存続ができない」というアドバイスです。 クリエイティブのデザインだけをやっていると「それが自分の役割だから、それさえできていれば十分だ」と思ってしまいがちですが、そうではなくて、事業を推進するために必要だと思ったら役割関係なく行動に移すことが必要だと学びました。

デザイナー採用を経験し、苦戦したことで見えた課題

転職してからは、UI/UXデザインからアートディレクション、開発メンバーのマネジメントや採用まで幅広く任せてもらえるように働きました。大手就職ポータルサイトのIA、UI/UXデザインを経験したのもこの頃です。

初めてのマネジメントや採用も経験しましたが、ミスマッチで早々と離職してしまうケースも経験し、苦戦した思い出があります。実際、色々とデザイナーの面談をしてみると、「デザイナーじゃなくてもできるのでは?」「本当はこういうことがやりたいのでは?」と思うこともありました。 僕自身が面談をして、そのようなミスマッチに気づいたときは求職者の方にも伝えますし、会社のメンバーにもフィードバックとしてきちんとログを残すようにしていました。ただ、そこまで深堀りができずに採用してしまったケースも少なからずありました。ミスマッチで離職してしまうと、いい別れ方ができなかったりもするんです。 ならば僕が採用する立場のときは、デザイナーとして働いてもらうのが本当にこの人のためになるのか?と意識するようにしていました。

人を採用するということは、その人のキャリアと時間を会社が預かるわけですから、その人のポテンシャルを最大限活かせるようにする必要があります。お互いに、根っこの部分で「なにか違うかも」というモヤモヤを抱え続けることは求職者と企業どちらにとっても不幸ですよね。

その人自身にはポテンシャルがあるのに、ミスマッチによって企業とデザイナー双方が不幸な結果になる。 この課題を解決できないだろうかと、考えるようになりました。

デザイナーの枠に囚われず、事業のためにやりきる

ーー そうしてReDesignerと出会ったのですね!

ReDesignerなら、前職での採用経験を通して感じた違和感を解決できるのではないかと思いました。そこで、当時一緒に仕事をしたことがあった畠山さん(元Goodpatch UXデザイナー、現Ubie UI/UXデザイナー)に繋いでもらい、事業責任者の佐宗とカジュアルに話す機会をもらいました。僕は最初から「ReDesignerのデザイナー」というポジションをめがけてGoodpatchにジョインしたかったので、佐宗から「クライアントワークのマネージャーにも会いますか?」という話をしてもらいましたが、お断りさせていただきました(笑)。

デザイナーの転職支援は、総合職に比べて専門性が高く、言語も違う世界ですから、難易度は高いです。僕自身は総合職のエージェントを利用してきたので、デザイナーが転職するときの難しさを肌で感じていたことも、ReDesignerにジョインした理由です。

ReDesignerは2018年5月にリリース。現在では約2000名以上のデザイナーが登録している

ーーReDesignerに入られて、デザイナーとしてどのように働いてきましたか。

ReDesignerに入った当時、まだLPが一枚のみで集客に課題がありました。まず最初に取り掛かったのは、サービスサイト化で流入経路を増やすことでした。これによりBizやマーケの施策の打ち手の幅が広がり、サイトのコンテンツ力に繋がります。チームではメンバーがそれぞれ打ち手を考えてアクションが取れる基盤を用意することが必要だと考え、行動してきました。

その他にも、ReDesigner主催のポートフォリオ勉強会を実施して求職者の相談に乗ったこともあります。具体的に転職活動を進めたい方がいれば、キャリアデザイナーの宮本に紹介したり、デザイナーを探してる企業が僕の周りにあれば、その企業にコンタクトを取って契約をしていただいたり。 また、事業責任者やBizDevのメンバーと話し合いながら、ロードマップを作成し、ReDesignerの方向性に関して共通認識を持てるようにしました。

なので、デザイナーという枠にとらわれず、デザイナーが最大価値を発揮できる社会を作る、という事業価値を実現するために、自分ができることをやる ということを一貫して僕は意識しています。 ReDesignerのプロダクトに関わることであれば、クリエイティブから施策や体制の設計まで、運営上必要なことは何でもやる裏方さんですね。もちろん、最も得意なことはデザインなので、デザインが起点になりますが。

デザイナー志望の学生向け就活プラットフォーム ReDesigner for Student

ーーデザイナーとして大事にしていることはありますか?

大事にしていることは、「物事の本質を捉えること」です。そもそも何のためにやっているのか。本当に意味のあることなのか。価値のある仕事なのか。と前職の代表からの学びを僕も意識しています。長い時間をかけたから良いわけではなく、物事の本質を追求しているからこそ、価値があるんだと思っています。 そして価値とは、周りの人やお客様、サービスを利用いただいているユーザーのみなさんが評価してくれることであって、自分自身で評価できることではありません。 その先に誰がいて、何に困っているのか。そこが本質なのかなと。 そのために、自分がやるべきことは何なのかを考えると、必ずしも表層にあたる見た目のデザインを作ることに閉じこもる必要はなく、事業としてどうあるべきなのか、という開かれた視点で物事を見て意思決定できることが大事だと思います。

ーー最後に、キャリアに迷われているデザイナーの方に一言お願いします。

僕たちが接するデザイナーは、今すぐ転職しようとは思っていないけれど、自分に合った会社や自分の市場価値について客観的な意見を聞いてみたいという方や、転職はしたいけどどう動き出したらいいか悩んでいる方など、様々な方がいらっしゃいます。

悩んでるデザイナーさんがいれば、まずはオンラインコーチングとして利用いただいてみても良いかと思います。デザイナー特化で、デザインの知識を持ったキャリアデザイナーがいるサービスなので、まずは試しに相談していただけると嬉しく思います。 それでも、相談するのにハードルを感じる、という方は、まずは身近にいる先輩や同僚、友人に相談するところから始められても良いと思いますので、一歩踏み出すところからチャレンジされてみてはいかがでしょうか。

番外編:ReDesignerメンバーから見たデザイナー小松について

キャリアデザイナー 宮本からのコメント

自分の役割を自分で狭めないで、事業を運営するにあたって、必要だと思ったら自ら動いてくれます。自らReDesignerの求人を取りに、企業にアポとって商談しますし、中長期的なサービスのロードマップを自主的に作って、それを基に計画を立ててくれています。転職活動の体験をデザインしている私としては、事業目線含めて、全体を通した体験として何が本質かみているので、新たな気付きを得られます。

フロントエンド兼スクラムマスター 高橋からのコメント

まず、レスが早いですよね。そしてただレスが早いだけではなく本人のマインドとして、自分の作業を優先するのではなく、チームやプロジェクトをいかに効率的に前進できるかを考えている。またデザイナーというより、プロダクトオーナーですね。プロダクトオーナーとして自分の考えを持って貫く姿勢は僕も見習っています。

事業責任者 佐宗からのコメント

ビジネスを前に進めることと、ユーザーの課題を解決することに深くコミットしてくれるデザイナーです。そのため、事業の一つ一つに対するWhyをしっかりと考えている上、業務のどの部分を最大効率でやるのかといった施策の優先順位の判断が非常にうまいです。 また、彼はいい意味で「デザイナー」としての役割を定義していません。必要とあればキャリアアドバイザーとしての役割をこなしたり、企業への営業をしてくれたりもします。言うなれば、彼にとっての「デザイナーとしての役割」は「ユーザーに価値を提供すること」です。その達成のために、事業プロセスではなく、事業改善のスピードにこだわって動いてくれます .

最後に

今回は、プロダクトデザイナーとしてReDesignerを支える小松の思いを語ってもらいました。インタビューを踏まえ、ReDesignerの中で活動しているデザイナーをイメージしていただけたら幸いです。 ReDesignerは、デザインの力を信じる全ての人のキャリアの相談場所です。現在転職を検討されている方はもちろん、まだビジョンを明確に描けていないという方まで、幅広くご相談を受け付けています。キャリアデザイナーのみならず、ReDesignerのプロダクトデザイナーにご相談したい方も、ぜひご連絡ください!

ReDesigner オンラインコーチング https://redesigner.jp/regular-events/onlinecoaching.html

URLコピー

URLコピー

コピーしました!

注目記事ランキング

あなたのキャリアを
デザインしませんか?

ReDesignerでできること

デザイン知識を持つエージェントと面談

デザイン知識を持つ
エージェントと面談

デザイナー特化のオリジナル求人票

デザイナー特化の
オリジナル求人票

企業のデザイン阻止式を把握した上で提案

企業のデザイン組織を
把握した上で提案

https://magazine.redesigner.jp/post/redesigner_komatsu